風邪のウイルスが癌細胞を殺す!?

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マスク

「風邪は万病の元」と調子が悪いと風邪薬に手がすぐ伸びてしまいます。予防のつもりもあるのですが、自分自身の免疫力をかえって弱めているのかも知れないと日頃の不摂生や不養生を反省するチャンスと捉えることにしました。ついつい働き過ぎていませんか?

普通風邪のウイルスが血流に乗って、免疫反応を逃れて腫瘍に到達し、癌細胞を殺すのではないかという研究が、イギリスのSt. James’s University Hospital他の合同研究チームによって発表されました。
(Science Translational Medicine June 2012)

整体の創始者野口晴哉氏は、風邪は自然の健康法である。風邪は治すべきものではない。経過するものであり、自然な経過を乱しさえしなければ、風邪をひいた後は、あたかも蛇が脱皮するように新鮮な体になると説きました。「風邪の効用」(1962)

これからは、「もしかしたら自然にデットクスしているのだ」と少し休養を取って様子をみてみようと思います。風邪が本来持っている力をうまく活用して上手に脱皮!?して健康的な生活を続けたいものです。