「大豆イソフラボンの効果が、閉経期前後(更年期)の女性に頻繁に訪れる嫌なホットフラッシュを緩和する」と国立健康・栄養研究所の国際産学連携センター生物統計研究室、卓室長グループが掲載しました。
(Menopause March 2012)

大豆イソフラボンを6週間から12ヶ月の間、平均59mg摂取した結果は、プラセボ摂取の人に比べて、ホットフラッシュの頻度数は20.6%、重篤度は26.2%と共に低下。イソフラボンサプリメントでは、ゲニステイン(Genistein)[イソフラボンの1つで抗酸化物質として作用]含有が18.8mg以上と多い方が少ないサプリメントより2倍の効果が得られるということもわかりました。
閉経前後、エストロゲンの減少により心身の不調(ほてり・のぼせなどの血管運動神経症状)が起こる更年期障害。ホルモン療法が有効とされ、「HRT(ホルモン補充療法)」が行われていますが、乳がんの恐れがあるとも言われています。大豆イソフラボンのサプリメントが救いの種となるかも知れません。

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