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チケットは入手困難
日本は根深い不景気風が吹き荒れているようですが、こちらはイケイケドンドンといわんばかりに好況続き。日本のバブル期をいやでも思い出させて、ちょっと不安...。
この好景気も手伝ってか、ブロードウェイがこのところすごく元気です。
第52回トニー賞が7日夜に開かれ、作品賞、演出賞、衣装賞などなんと6部門で受賞したのが、ディズニー制作ミュージカル「ライオン・キング」。
この受賞効果もあってか、42丁目のニューアムステルダムシアターで、上演中のこのミュージカルの人気はうなぎのぼりのようです。チケットの入手も結構きびしいとか。まぁ水曜日と土曜日の2:00PMからのマチネーなら、少しは余裕あるようですけれど....。
チケットが手に入りにくいとなると、無性に観てみたくなるのが人間の心理らしく(これは日本人もアメリカ人も変わりませんね)、3時~4時くらいになると当日券のキャンセル待ちをしている人が劇場前に列をなしています。
かくいう私は、興味がないこともないのですが、ディズニー作品というところがちょっとひっかかり(仕掛けがどんなに大がかりであろうと、衣装がどんなに斬新であろうと、多分子供っぽいだろうなという危惧があるので)、いまだ積極的にはチケットの手配に動いていません。
どうせブロードウェイにでかけるなら、「ライオンキング」よりは「キャバレー」か「ラグタイム」など、少々大人っぽいものを私は選びたい。好みは人それぞれですから何ともいえませんが・・。
ともあれ何度足を運んでも、ブロードウェイ界隈というのはニューヨークの中でも異空間という感じがします。
2時間なり3時間なりの上演時間中は、日常のゴチャゴチャした雑事がスコーンと頭から消え去り、たっぷりとっぷりその世界に浸ることができる・・これこそ、ミュージカルの醍醐味といえるのでしょう。
日本人観光客の中にも、奥さんの希望で渋々同行したご主人が、意外や意外、すっかりミュージカルにはまってしまったなんて話も聞きますものね。みなさんも機会があったらぜひどうぞ。本場ブロードウェイで観るものは、やっぱり劇団4Kとは比べものにならないと思いますよ。