牡蠣と絶妙なコンビ、うま味成分相乗効果のモノとは?

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oyster

うま味成分の相乗効果は、完璧な相性の良い組み合わせ。

一年を通して、食べられるようになった牡蠣です。
夏牡蠣には夏の味があり、冬になるとキ~ンと冷えた冬ならではのしまった味が楽しめます。
以前は、濃厚な胴体のミルク部分がぷっくんと膨れていて大きめの牡蠣が、大好きでしたが、今は、お腹もあまりデブちゃんで無く・ビラビラのヒレの部分がしっかりしていて・貝柱もあまり大きくなくツルッと一口で食べきれるサイズに、レモン汁&タバスコをトッピング。辛口のシャンパンか白ワインと一緒にいただければ、幸せ気分一杯です。

デンマークの University of Copenhagen (コペンハーゲン大学)食品科学部 Ole G. Mouritsen 博士の研究グループは、
「牡蠣とシャンパンが持つ、うま味成分の相乗効果は、完璧な相性の良い組み合わせとなることが科学的に証明された。人間の味蕾が、感知することが出来る5つの基本の味の一つであるうま味が、牡蠣とシャンパンの両方に含まれていることを、発見した」と、発表しました。

「牡蠣のうま味は、軟体動物の筋肉(ヌクレオチド)から生まれ、シャンパンのうま味は、死んだ酵母細胞がもたらすアミノ酸の中の一つグルタミン酸である。この2つのうま味の結合が、お互いの味を高め合う大きな効果を持っている」と、博士課程の学生 Charlotte Vinther Schmidt は、述べている。

「うま味とは何か?これを理解して、野菜が美味しくない!と思っている人に、相乗効果でもっと沢山の野菜を食べてもらいたいと思っている」と、Mouritsen 博士は、言い添えている。

The timeless, complimentary taste of oysters and champagne—explained
(UNIVERSITY OF COPENHAGEN – FACULTY OF SCIENCE News 18 November 2020)

「うま味」は5つの基本味(塩味・甘味・酸味・苦味・うま味)の1つ。良く日本のおだしが、取り上げられます。
シャンパンは、家計に優しくありませんが、スペインのカヴァやちょっと気取ってイタリアのフランチャコルタは、キ~ンと冷やすと、負けてはいないと思いませんか。
定着してきた家飲みです。お家でお花見なんて如何でしょう!