(所要時間)約15分
カブの葉は緑黄色野菜、根は淡色野菜と、上下を余すところなく食すれば、カロテンもビタミンも豊富。大根と似ています。春の七草がゆは、「すずな=カブの子供」「すずしろ=大根の子供」と呼ばれるチビ達が入っていて邪気を払い万病を除くと言われる縁起物。産地によって、冬から春と春から秋採れとほぼ一年中楽しめます。春シーズンのカブは生でスライスして頂くとサッパリしてフルーツのよう。市場に並ぶのを心待ちにしていました。今年は少々小ぶりからスタート。でも甘みはしっかり。凝縮したのかな!
知り合いのアメリカ人は、こぞってカブならサラダ(ドレッシングなどで和えて有り教えない限りよく分かっていない)で食べられるけど大根は苦手という人達ばかり。「匂いがどうもダメなのよね」と聞きます。
米国インディアナ州のパデュー大学(Purdue University)栄養学のConnie Weaver博士は、「毎日、バラエティに富んだフルーツやカラフルな緑黄色野菜を摂取するように勧められていますが、ポテトやカリフラワー・カブ・タマネギ・マッシュルーム・トウモロコシなどの淡色野菜は軽視されがちです。これらの淡色野菜には、豊富な食物繊維・カリウム・マグネシウムが含まれているにも関わらずですよ」と述べています。
(Purdue University Purdue News 05 May 3013)
(材料)2人分
- カブ 中3個
- 水 100cc
- 牛乳 200cc
- 野菜スープの素 少々
- 塩 少々
- コショウ 少々(お好みで)
- ベーコン or ハム(お好みで)
(レシピ)
- 鍋に水+皮をむいたカブノスライスを入れて銀紙で落としぶた。中火で蒸し煮にします。
- ミキサーに1とミルクを加えてミキシング。
- 鍋に2を戻し、野菜スープの素+塩を加え混ぜる。
- 好みでコショウ・ベーコン・ハムをトッピング。
(温かいスープって胃腸にやさしい!?)