「こんな感じのあったでしょう~」「え~と何だったかしら?名前が思い出せないの。イメージでは、わかっているのに~」「あ!それ!これ!」会話の中に増えていませんか?
米国University of California,Los Angeles(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)医学部老年医学科Arun S. Karlamangla博士とBrandeis University(ブランダイス大学)心理学部Margie E. Lachman博士のグループは、「女性の頭脳の明晰さ(判断力や思考がはっきりとしている)は、早くも50代には、低下し始めているのが、わかった」と発表。
(UCLA News 19 January 2017)
研究は、SWAN(Study of Women’s Health Across the Nation):全国の女性の健康調査に登録している健康な女性(何年にもわたって定期的に認知力の変化を計るための検査を受けていた)2000人以上のデーターで、調査が行われた。女性達は、1996年に40才で登録し、更年期後、10年間、健康な同じ女性グループを、フォローアップした。
結果は、認知能力の平均的な減退は、10年間で5%だった。認知と反応速度を含めると、認知能力の速度は、2年ごとにおおよそ1%落ちており、言語の記憶力は、5年ごとに約1%減っていた。
「40才代や50才代の女性が、しばしば物事を忘れるようになったり、物事に対する反応がゆっくりしていると思うのは、通常の老化を経験しているのに過ぎないのかもしれない」
「カラダの反応が徐々にのんびりしてきたり、走る速度が遅くなったり、新陳代謝が落ちたりするような、中年になると誰もが経験する他の衰えなどに似ているだけかもしれない」と締めくくっている。(訳:tori3tori3)
日々、繰り返す努力。続けることが、認知力の低下をくい止めてくれるように感じました。
カラダも、使い続けなければ、錆びるように、脳も、トレーニングしなければ、ノンビリ休んでしまうのですね。
固有名詞、会話にどんどん取り入れましょう。好きなモノや事なら苦にはなりません。