ゆとりのあるスケジュール管理をすれば良いのに、ついつい、ギリギリまで、バタバタ準備に追われて、転けかけたり、つまずいてくじいたり、捻ったり。足首は、過酷な労働に耐えて?十年。20代は、当然10cmヒールは無理無く履けていたし、むしろより高いヒールを求めていた気がします。
そもそも、くじきやすくなったのは、ガ~ンと歩道の上に置いてある看板の足に引っかかり、かろうじて転けずに済んだのが、始まり。
65歳以上の「転倒死」が増えています。
かれこれ30年以上も、ストレッチやエクササイズを怠ると、つま先が引っかかりやすくなり、危険信号を感じるのです。筋肉の衰えが、転倒に繋がるんだ~と、カラダが教えてくれる瞬間。近年、65歳以上の「転倒死」が「交通事故での死亡」(平成26年我が国の人口動態 – 厚生労働省より)を追い抜いたようです。他人事では、なくなりました。
米国University of Kentucky(ケンタッキー大学)リハビリテーション学科Phillip Gribble准教授のグループは、「骨折や捻挫など足首のケガは、一生を通じて、身体の障害・関節炎・心臓や呼吸器系の疾患を起こす確率が高い傾向にある。」と、ボルチモアで開催された2016年6月23日のthe annual meeting of the National Athletic Trainers’ Association(全米アスレティックトレーナーズ協会)年次総会で発表。
Phillip Gribble准教授のグループは、3,500人以上の成人にオンライン調査を行った。1,800人以上が、ある時期に、足首に何らかの負傷を受けたと回答。
結果から「過去の足首の負傷が「多少なりとも」「完全に」と回答した人達と、全く経験の無い人達では、日々の行動制限があると答えた人は、46%:36%。カラダに深刻な傷みか中程度の傷みを感じている人は、38%:約27%」
「心臓や呼吸器系の病気は、足首にケガを負った人とナイ人では、約31%:24.5%。関節炎も、9.4%:1.8%と高い数値を示した」と、Phillip Gribble准教授のグループは、見いだした。研究グループは、「足首のケガに対して、運動選手の為だけで無く、もっと真剣に受け止めて欲しい」と指摘している。
(HealthDay News 23 June 2016)
捻挫予防の簡単エクササイズ
- 足を腰巾に開いて、真っ直ぐに立ち、膝が開かないよう踵をユックリと持ち上げ、元の位置に。10回。
- 踵deウォーキング。10歩。
- 両足の指でグーパー、グーパー。10回
(無理は禁物! 腰・膝・踵にトラブルがある人は、要注意! )
関節を痛めると、温度差を感じる季節の変わり目やクーラーが苦手。自然の風が通るような、風通しの良いお家がイイですね。
整理整頓・量より質。ナガ~ク大事に使うよう心がけよう。カラダも含めて。
毎日、ちょっとのエクササイズでも、長い間の積み重ねで違いが出る!