睡眠不足は、やっぱりアルツハイマー病の危険因子だった!

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アルツハイマー

あなたは、夜型人間!?朝型人間!?どちらのタイプ?私は、断然夜型で、遅くまで起きているのは、全く平気なのですが、早起きは、大の苦手。
しかし、これを機会に、朝方に変えていこうと思う結果が、発表されました。

米国、National Institutes of Health(国立衛生研究所)に27ある医学研究所の1つである National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism(NIAAA:国立アルコール乱用・依存症研究所)の研究者達は、予備的研究において「一晩、徹夜しただけで、人の脳内 β-アミロイド(アルツハイマー病と関連のある脳内のタンパク質)レベルが、急速に増加する。アルツハイマー病は、β-アミロイドタンパク質が凝集し、アミロイド班を形成するのが、特徴である」と、発表。
(National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism News 13 April 2018)

「マウスでは、急性の睡眠不足により、脳の β-アミロイドが上昇することが、わかっている。人の脳内における睡眠不足の影響については、知られていない」
「研究は、睡眠が、人の脳内の β-アミロイドの排出に、重要な役割を果たしている可能性を証明した最初のものである」と、National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism(NIAAA:国立アルコール乱用・依存症研究所)の所長 George F. Koob博士は、述べた。

研究は、健康な被験者20名(22歳~72歳)に対して、夜の睡眠を十分にとった後と約31時間の徹夜明けの睡眠不足状態での脳を positron emission tomography(PET:陽電子放出断層撮影)でスキャンして行われた。

結果、睡眠不足状態後では、アルツハイマー病の初期の段階で特に損傷を受ける領域である視床と海馬を含む脳の部位において、約5%、β-アミロイドが増加することを見いだした。

多くの科学者達が、「β-アミロイドの上昇もまた、睡眠障害を引き起こすのではないか。睡眠障害とアルツハイマー病になるリスクとの関係には双方向性があると考えられる」と、指摘していることも、重要である。(訳:tori3tori3)
(National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism News 13 April 2018)

長年の生活習慣を変えるのは難しいことですが、タイミングを上手くつかんで、パッと切り替えれば、出来ないことはない気がしています。
これだけは、自分自身の決断でしかできませんね。