カロリー制限がもたらす良質の睡眠&SEX&恋愛関係!

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ダイエット

肥満・糖尿病・高血圧などなど、メタボリックシンドローム予備軍も含めて、健康長寿の為の、サプリメントやエクササイズ、食材に関しては、アップアップしそうなぐらい多くの情報が発信されています。

選ぶ眼を持たネバ!ネバ!です。久々に、健康的なニュース。

米国Pennington Biomedical Research Center(ペニントン生物医学研究センター)Corby K. Martin博士のグループは、カロリー制限による、性欲の減退、スタミナの低下、憂鬱感、いらだちのようなマイナス面の影響を調査した。
(Pennington Biomedical Research Center News 2 May 2016)

臨床試験は、BMIが22~28の登録者男女220名を、ほぼ1:2の比率で2つのグループに分け、3つの学術研究機関で実行。人数の多いグループは、2年間で25%のカロリー制限を行い、比較のためにもう一方の少数グループは自由摂食を割り当てられた。
218名の参加者は、心的状態、生活の質、睡眠、性機能を測定する自己評価質問票を行い、分析された。平均年齢は、ほぼ38歳、70%が女性だった。

結果は、2年間で、カロリー制限グループは、もう一方のグループはほとんど体重変化がないのに比べて、平均して16.7ポンド(約7.5kg)体重が減少した。

「カロリー制限のグループは、他方のグループに比べて、1年で睡眠が改善されたように、2年で、気分的にも良くなり、緊張感も和らぎ、全体的な健康や性的欲求や恋愛関係も向上した」
「カロリー制限による体重減少は、気分を充実させ、気分障害を抑え、健康全体を促進し、より質の高い睡眠と関連している」と、Corby K. Martin博士達のグループは、述べている。(訳:tori3tori3)

BMI値は、日本の肥満学会と世界保健機構(WHO)の分類では、少し違っています。値は、日本の方が厳しい!
日本の肥満学会:(BMI 25.00以上は、肥満)
世界保健機構(WHO):(BMI 25.00は、肥満予備軍)

体つきも、食生活も、欧米人とは異なる日本人。BMI22が一番病気にかかりにくく、25以上になると、高血圧・糖尿病・高脂血症になるリスクが2倍と言われています。

骨、筋肉、内臓などで成り立っているカラダは、20代で出来上がり、それ以降はあまり変化しないようです。でも、体重は、よほど気をつけないと増加気味。20代以降に増えた体重の中身=脂肪らしいですヨ!
身軽になって、気分も軽くなりましょう。

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