ダイエットを助ける、軽いストレス

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ダイエット

軽度のストレスは、ココロに良いようだが、ダイエットにも効くかもしれません。
英国University of Nottingham(ノッティンガム大学)医学部Michael E Symonds教授のグループは「軽度のストレスで、増産されたコルチゾールと関係がある褐色脂肪の活性と熱産生が、促進される」と発表。
(University of Nottingham News 10 February 2016)

人や哺乳類動物のカラダには、褐色脂肪(brown fat)と白色脂肪(white fat)の2種類の脂肪がある。
当初、褐色脂肪として知られている褐色脂肪組織(Brown adipose tissue)は、赤ちゃんの時や冬眠する哺乳類のみに存在するモノだと考えられていたが、近年、大人にもあることが分かってきた。
白色脂肪は、過剰カロリーの貯蓄倉庫だが、褐色脂肪は、反対にカロリーを消費して、体温を発生させるのが主な働きである。
BMI(body mass index)が低い人は、褐色脂肪がより多いということになる。(訳:tori3tori3)

カラダにとって必須のコルチゾールは、ストレスがかかると、副腎皮質刺激ホルモンによって分泌される。血糖値を上昇・炎症抑制作用・高免疫作用が主な働き。多すぎても、少なすぎても多彩な症状が見られるので、適正な値が求められるようだ。
程よいストレスって、「ちょっと緊張するぐらい!? 冷や汗をかくくらい!? 心臓がドキっとするぐらい!?」あまり物事に動じないように見える人も。10人10色ですね。

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