デスクワークで、エコノミークラス症候群が起こる!?

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デスクワーク

コンピューターの画面にへばりつくこと5時間なんて、あっという間。情報量の多さについつい引き込まれ、自分の知識不足を補おうとあれもこれもと欲張ってしまうから。

以前、エコノミークラスで長時間飛行し、帰国後、次の日の朝、左足が右足の1.5倍ぐらいに膨れて、思わず悲鳴を上げそうになったことがあります。若かったことも有り、1週間ぐらいで事なきを得ましたが、今、下肢静脈瘤を指摘されると、「予兆は、あるもの」できることから始めねば。

大阪大学医学系研究科公衆衛生学教室の白川透氏のグループは、英国、ロンドンで行われた、ヨーロッパ心臓学会:ESC (European society of cardiology) Congress 2015で、「1日5時間以上テレビを見ている人は、2.5時間の人に比べて、肺塞栓症(肺に関係する血管疾患。胸の痛みや呼吸困難が突然起こる。脚の血管内に形成された血の塊によって、肺動脈が閉塞されて起こる)での、死亡リスクが6倍になる」と発表。
(ESC Congress London 2015 29 Aug 2015)

研究は、JACC(The Japan Collaborative Cohort ) スタディー(※)の参加者、男女約86,000人を対象に回答を分析調査した。

「長時間のTV視聴時、脚を動かさないでいることは、エコノミークラス症候群に対する予防行動と同様の対策をオススメする。コンピューターやスマーフォンの使用にも同様のことが言える」と白川氏は、言い添えている。(訳:tori3tori3)

生活習慣を変えるのは、堅い決心が必要。ついつい「今日だけ! 明日から」と空気に流されがちに。
トイレは我慢せず、ウロウロ歩き回って、水分は小まめに補給は、必須。

(※)The Japan Collaborative Cohort Study (JACC):日本の大規模コホート研究。1988年40~79歳だった者男女約12万人を対象に生活習慣とがんの関連研究のため行った問診票記入式調査。現在も追跡調査は、継続中。

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