「目は口ほどにモノを言う」確かに、メジカラ、眼力、目元には、パワーを感じます。以前は、長さやボリューム、カールによって様々なつけまつ毛を試したモノですが、グルーにかぶれたり、微妙にずれたりで、ピッタリと合わせのにテクニックがかなりいりました。
今は、まつげエクステ、ヘアーのエクステから進歩したのか、増毛(これも増毛!)からの流れなのか、「一度付けたら止められない!目元がはっきりしないし、頼りないんですもの」とよく聞きます。マジマジと見つめても、どれが本物でどれがフェイクなのか分からないぐらい優れた技術です。
まつ毛の最適な長さは、目の巾の1/3!
米国ジョージア州ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology) Guillermo Amador博士と機械工学部David Hu准教授の研究グループは、2012年にアメリカ自然史博物館に学生を送り、人を始め、ハリネズミ、キリンなど22種類の哺乳類の目とまつ毛の長さとの関係を調査しました。
(Georgia Institute of Technology News Center 25 February 2015)
結果は、とてつもなく長いまつ毛の持ち主である像を除いて、全ての種族は、まつ毛の長さと目の巾の比率は1:3で同じ進化をしていることがわかった。
グループは、人の顔に似せたアクリル板の上に、深さ4mm、直径20mmのアルミニウムの小皿を角膜に見立てて置き、まつ毛の代わりに網状のモノで囲み、人工的な空気の流れを引き起こした。
まつ毛は、短くても長くても、ハリウッドや化粧品雑貨売り場で人気があるつけまつ毛を含めて、目のまわりの空気の流れが増して、より多くのちりやほこりが目の中に入る。
「まつ毛は空気の流れや角膜の表面の涙の蒸発速度をコントロールするための防御壁である」「まつ毛が、1/3の割合より短い場合は、流れがほんのちょっと影響を受けるだけである。その効果は、1/3の長さになるまでは、顕著だ。それ以後は目の中に空気や塵の微粒子が流れ込むようになる」と、 Amador博士は、述べている。
「短いまつ毛が長くなったとき、角膜上のユックリとした空気の流れは減っていく」「これにより、長い間、目の潤いは保たれ、塵の微粒子を取り除いている。ほとんどの空気は本来、まつ毛にはねのけられ、目のまわりから消失する」と、生物学部の教職員でもあるDavid Hu准教授。
「逆の事が、長いまつ毛では、起き、空気の流れの中にモノを引きつけ、円柱を作りました。空気と微粒子は、目に注ぎ込み乾燥を加速させる」「これが、なぜ、長くてエレガントなつけまつ毛が申し分のない最良のモノではないかという理由です」「見栄えは良くても、目の健康にとって、とても良いモノとは言えない」と、Amador博士。
例外として、まつ毛が育たない状況にあるある人達にとっては、特別な防護策として、つけまつ毛が的確な長さでないとしても、ドライアイの軽減などが考えられる。
「例え、適切なまつ毛の長さでないとしても少ないより良いし、つけまつ毛の密度が濃ければ、1/3の比率より長かったとしても目を保護するという意味に置いて、全体としては同じ効果が得られるかもしれない」と機械工学部のAlexander Alexeev准教授は言っている。
研究グループは、「調査結果は、埃っぽい環境下において、写真のセンサー、自律ロボット、ソーラーパネルを保護するためのフィラメントにまつ毛効果が役立つかもしれない」と締めくくっています。(訳:tori3tori3)
奥二重にするのにテープを使ったり、カラーコンタクトでチャーミングな印象を与えたり、自由自在にセルフプロデュースするのが当たり前になった今、ロングラッシュに命をかけて!?トイレタイムのメイク直しに余念が無かったのに~と技術の進歩を感じます。「お化粧を落としても自信が持てる」と言われれば、「ア~そうよね。そうでしょう!」と。
50代になり、マスカラでアレルギーが出てから、敬遠していた目元のメイク。自前のまつ毛が長く太くなれば問題はないはずと、アメリカ生まれのリバイタラッシュ(2007年頃、ハワイでブレイク中)は、当時、早々に買って試しました。好奇心は、衰えていません。今年から、ゆる~く、自分らしくおしゃれを楽しんでみたくて、My まつ毛の育毛に再チャレンジ。
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