8月8日は、末広がりで縁起の良い「八」のぞろ目の日。2008年「ハハハッ!」笑い声と同じ響き故、-スマイル記念日-に認定。
手で被うことも無く、人前で遠慮無く口を開けられる笑顔が多くなるよう-歯並びの日-でもあります。
笑顔は、口角を上げて、顔の筋肉を万遍なく使うので、シワも柔らかく、優しい表情になります。
その上、腹筋をよく使うので整腸効果も。
伝染して欲しい、周りにもお裾分けしたい。いつの間にか、気心が知れ、仲間同士になれる不思議な病!? です。
英国University College London(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)認知神経科学研究所Alan Gray氏のグループは、「誰かに打ち解けてココロを開いて欲しい時は、単に笑わせるだけでいいんだ。ちょっとした微笑ましいクスクス笑いをお互いの間ですると、人は、気付かないうちに個人的なことをより話す気になる」と、発表。
(Springer Select 16 March 2015)
研究グループは、英国Oxford University(オックスフォード大学)のお互いに面識の無い学生112人を集め、4つのグループに分け、雑談もしないで、10分間一緒にビデオを観賞させた。ビデオは、参加者が引き起こした笑いや、前向き思考、生じさせた感情に違いがあった。
1つは、Michael McIntyre氏によるお決まりのお笑いビデオ、2つ目は、簡単なゴルフの練習ビデオ、3つ目は、BBC’s Planet Earth seriesからジャングルの映像のビデオを見せて、笑いの多さや参加者の感情の状態を測定した。
各グループの参加者は、お互いに良く知り合えるようにメッセージを書かされた。結果は、一緒に大笑いしたグループは、お笑いビデオを見なかったグループより、かなり親密度が増した。
「単に前向き思考になったと言うだけで無く、笑いの陰に生理学的な背景がある」「笑いが、幸せホルモンと呼ばれているエンドルフィンの分泌を促すきっかけとなる」「笑えば、知らない人とも親しくなれるということを意味している」とGray氏は、指摘している。(訳:tori3tori3)
ゆとり感がない時こそ、笑顔。親の介護でも忘れないようにしたいです。