食べて良し、塗っても良し!必須脂肪酸のオイルで潤う。

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パステル化粧品

フランス南西部、大西洋と地中海を結ぶ中間地点、ミディ・ピレーネ地方に位置するToulouse(トゥールーズ)は、煉瓦作りの街並が美しく「バラ色の街」と呼ばれているぐらいです。

多くの世界遺産に囲まれた風光明媚なToulouse(トゥールーズ)地域では、13世紀~15世紀にかけて、西洋の青と呼ばれる青色色素の供給源として、Pastel(パステル=ホソバタイセイ):Isatis tinctoria(イサティス ティンクトリア)を生産。Toulouse(トゥールーズ)には、当時、パステルの葉を使用して、貴重なパステルブルーの顔料「Cocagne(コカーニュ)」玉を作り、財をなした豪商の邸宅がまだ多く残っています。

2002~2003年頃から、Pastelの種子や葉の持つ効果や効能に再注目。美容関連商品などが、地元の産業として多く開発されるようになってきました。

Pastel(パステル=ホソバタイセイ)を原材料とした、Toulouse(トゥールーズ)発の、自然化粧品が、あります。

Pastel(パステル=ホソバタイセイ)の学名は、治すと言う意味を含んでいるIsatis tinctoria(イサティス ティンクトリア)。古代より薬草として親しまれてきました。古代ギリシャの医師ヒポクラテスも治癒力のある湿布として葉を使用していたと書き残しています。1744年までは、皮膚病の特性として薬局方に記載されていました。

貴重なPastelのバージンオイル、エッセンシャルオイルには、3つの重要な脂肪酸が40%以上含まれています。

・オメガ6(n-6系):表皮を保護して、乾燥を防ぐ
・オメガ3(n-3系):皮膚の細胞膜を強化する
・オメガ9(n-9系):乾燥したお肌に栄養を与え、弾力性を取り戻す

ご興味のある方は、下記のサイトを訪れてください。
graine de pastel
Terre de Pastel

脂質は、1gで9kcal。ハイカロリー故、「ダイエットの為にならず」と目の敵にしていませんか?人のカラダの中では、自己生産できない必要不可欠の脂肪酸もあり、食品から摂取しなければなりません。内容成分や質が重要ということです。

摂取不足は、健康維持や美容上のトラブル原因を招きかねません。

スキンケアとしても、若い頃は、「べとつきが気になる」「埃が付きそう」「メイクが、崩れやすい」など、様々な理由で敬遠しがちだった美容液オイルです。環境の変化や年齢に応じて、原料が適切な脂肪酸やビタミンなどを含んだ化粧品であれば、スムーズにお肌から必要な栄養素などを吸収して、乾燥やシワの予防に繋がります。美食同源ですね。