ペットと飼い主が、そっくりだと思うのは私だけ!?

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証明された犬と飼い主の一卵性双子化現象!? 性格まで似る!

Myスイートペットの写真を常に持ち歩き、待ち受け画面に取り込み、会えば、ことあるごとに「如何にカワイくて、大事にしているか!自分のことを愛してくれているか!」を、満面の笑みを持って、話し続ける友人達。

自分がヘアサロンに行くよりペットのトリミング回数の方が絶対に多いと日頃観察中。子供達も巣立ち、家で待っていてくれるのは、理不尽な行動をとらない限り裏切らないペット達。
わからなくもない!

米国 Michigan State University (ミシガン州立大学) 社会心理学者William J. Chopik博士達の研究グループは、1681匹の飼い主と犬の性格、個性を標準化されたアンケート調査で評価した。

結果は、犬と飼い主は、性格の特徴を共有していた。非常に愛想の良い人は、活発な犬を飼う傾向が、他の性格の人より、2倍の可能性があった。まじめな飼い主達は、飼い犬達をよく調教されていると評価し、神経質な飼い主達は、自分達の犬をよりおびえやすい犬達であると評価をすることがわかった。対照的に、「ゆったりとくつろいだ雰囲気の人が飼っている犬は、落ち着きがあるのだよ」と、William J. Chopik博士は、述べている。

今後の研究は、潜在的な性格の関連性を解き明かす可能性があるといえるかもしれない。言い換えれば、鶏が先か、卵が先かと言うことだ。
例えば、友好的でお出かけ好きの飼い主は、気弱でない犬を選ぼうとするのか?さもなければ、外交的なライフスタイルが、時間と共に、ゆっくりと飼い犬に受け継がれてしみ込んで行くのだろうか?
「協調性のある人達は、飼い犬を屋外に連れ出すことで、犬たちは、より社交性が身につき、様々な出来事になれていく」と、William J. Chopik博士は、言う。
「人は、飼い犬の性格を形成しているかもしれないことがわかった。これは、私にとって、もっとも興味深いものである」と言い添えている。(訳:tori3tori3)
(National Geographic News 01 March 2019)

やはり、「氏より育ち」「産みの親より、育ての親」に似てくるのですね。環境の重要さを感じます。
猫は、どうなのでしょう?
猫と飼い主も、性格が似ている気がします。
それは、猫の方が、自分との相性や一緒に暮らせると思う、似た雰囲気の飼い主を、出会った瞬間に選んでいるからでしょうか。

家猫は、納得できない怒られ方をすると、ちゃんと、態度で示してきて、留守中に、ベットカバーの枕元におしっこをしたり、大切にしているモノを蹴って落としたりと、意思表示をしっかりします。猫に気に入られるのは、確かに難しい!

参考記事
Good dog? Bad dog? Their personalities can change/Published: Feb. 21, 2019
馬は、人の気持ちを読む