rue Cler の八百屋さん

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「健康を保つためにワインを飲もう」

9月にはいり、パリはすっかり秋の気配につつまれている。これから迎える長い冬にそなえ、パリジェンヌがお洒落を楽しむ季節でもある。そして、収穫の秋涼しい風と共においしいワインが恋しくなる時期だ。

ここ数年、ワイン離れといわれていたフランスも、モンテニャック氏が発行した「健康を保つためにワインを飲もう」という本のおかげか、再び脚光を浴びている。日本のワインブームほどではないが、ワインを楽しむ人の数は、着実に増えているようだ。
ワインは、心臓病、ガン、痴呆症を予防するといわれている。しかし、薬ではないため、飲めばいいというわけではない。その適量はというと、女性では12clのグラスに1~3杯まで。つまりボトル1/2までは大丈夫というから、ワイン好きにはうれしい話(フランス人を対象)。

ブドウを利用した美容製品が、このところ注目されている。髪や肌を美しくするための各種錠剤で知られるエノビオルからは、女性特有の悩みである、足の疲れを解消する薬が発売された。このアクアドレナン(138₣[フラン])、1粒の錠剤に約1キロ分のブドウが含まれている。ブドウから抽出した天然成分により、静脈とリンパ液の流れを活発にし、この成果は実証済み。血液とリンパ液の循環を促進することで、細胞にたまった水分や浮腫を取り除き、重くけだるい足を軽く、しなやかにする。

また、ブドウの種を利用した化粧品シリーズを出しているコーダリーからは、新しく3つのクリーム類が登場した。その1つ、マスククレームイドラタン(90₣[フラン])は、水分補給効果の高いパック。保湿を助けるブドウ種子オイル、ブドウの種から得られる多フェノールなどが配合されている。ブドウの種は、肌の老化を防止し、なめらかに、保湿する働きをもっているのだという。

飲んでよし、つけてよしのブドウに感謝しながら、今夜もおいしく乾杯を!

(1998/9/15)
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