ダイエット食

レストランメニューにも登場

日本の今年の夏は、連日のように猛暑だったとか。そんな日本でもやっと気温が下がり秋がやってきたようだが、この夏、暑さに打倒されて、体力も食欲も減退した人たちが多かったことだろう。

面白いもので、病気でさえなければ、そんな風にして減った体重は勢いよくもとへ戻ろうとする。この夏、減った食欲が涼しくなると同時に、これぞ食欲の秋とばかりに食が進むようになる。勢い回復する食欲と戦って、せっかく減った体重を、ダイエットでそのままキープしようとする人たちも多いかもしれない。

こちらでダイエットと言えば、様々なダイエット方法がある中で、炭水化物を極力控えて肉や乳製品といった蛋白質や脂肪の制限を行わないというアトキンズ式ダイエットが、第一にあげられる。
米文化とともに育ってきた日本人にとっては、とても実行の難しいダイエットかもしれない。でも、こちらの人にすれば、大好きな肉やチーズ、クリームやバターがたっぷりとれるのだから、ちょっとぐらいパンやパスタが口に入らないからといって、悲鳴を上げるほどのことではない。

やれ、野菜をもっと食べろとか、肉やバターを使い過ぎるなとかといった制限をするような、苦手なことを強いるダイエット方法が多い中で、だから人気があるのかもしれない。

とは言っても、やはり今まで食べていたものを突然止めるのは難しい。だから、炭水化物(carbohydrate)でもLow Carbのパン、パスタ、シリアル、ケーキなどが次々に製品化されることになった。
また、アトキンズ公認のXXXだとかいうラベルの付いた食品まで登場してきたし、アトキンズ式ダイエットを意識したLow Carbメニューを盛り込んだレストランがでてきた。アトキンズ式ダイエットを実行する人たちには、強い味方かもしれない。

しかし、無理におこなうダイエットで体重は減っても、体の中身がボロボロになっていたのではどうしようもない。こちらの研究でも、アトキンズ式ダイエットは短期的な意味でみると体重減少に効果ありと言うものの、長期的には不健康だとする予測がされている。
現にアトキンズ式ダイエットの提唱者でもあり、その実行でダイエットに成功したアトキンズ氏は心臓病で亡くなっている。彼の主治医は、実行したダイエットが死因に影響はしていないと言っているが、本当のところはどうだろうか。

どんなダイエットにしても無理やりやったのでは、不健康で体を壊しかねない。まずは自分の食生活のパターンを振り返って、何が問題なのかよく考えてみてはどうだろう。食べる量は? 摂り過ぎは? 不足しているものは?バランスは?

"運動の秋"の実行も兼ねて、三食規則正しく、バランスよく食事をとって、この"食欲の秋"を乗り越えたいものだ。

(2004/10)
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