boots

軍隊的な命令調スタイル

米軍内で体を鍛えるためにおこなわれている厳しい基礎訓練を、一般人向けにやってみてはどうか。誰が考えついたのかしらないが、短期集中型で体を鍛えるというそんなブートキャンプ(Boot Camp)が静かなブームを呼んでいる。

ブートキャンプでおこなう運動は、心拍や機敏性を促進し、体力を増強するようにカリキュラムが組まれていて、野外で行われる。
坂や階段の連続したのぼり下り、クロストレーニング、ダッシュやジョギング、腕立て伏せ、腹筋などを組み合わせて、むしろ強制的にといったほうがいいのだろうが、限界に近い形で体を鍛える。ジムに行って、トレーニング機器を使って自分のペースで運動をするのとは、気分的にも実質的にも内容が異なる。

そして、このブートキャンプがもつもうひとつの特徴は、規律。自由を重んじ過ぎて規律という観念が薄れがちになるアメリカ社会では、有無を言うことなく、インストラクターの掛け声に従って体を酷使する、まさに軍隊的な命令調スタイルは目新しく、チャレンジ精神をあおることにもなるようだ。

そんな厳しいキャンプを乗り越えると、体についた余分な脂肪を取り去るだけでなく、必要な箇所に筋肉を作り上げ、体を引き締めてくれるらしい。目にみえる結果が短期間に得られるというわけだ。だから、こんなキャンプに参加する人たちが、いま少なくない。

市内にはブートキャンプをおこなうところがいくつかある。週に二日から四日の頻度で、仕事をもっていてもできるように、週末に行われたり、ウィークディの早朝におこなわれたりする。それが6週間から8週間程度続くのが1サイクルのようだ。
ブートキャンプに参加すると、まず最初に健康チェックが行われ、その人のレベルにあった難易度でカリキュラムが組まれているグループに入ることになる。強制的になんでもかんでもやみくもに運動をしいられるわけではないようだ。

そうして、キャンプが終わったとき、筋肉のつき方、体重、ウエストのサイズなど、体の変化を確認してにやりとする瞬間には、過ぎ去った苦しさなど忘れてしまうことだろう。そしてさらには、もう1サイクルキャンプに参加してみようかという気持ちにもなってこようというもの。

ダイエットに何度も挑戦したけれど、なにかしら理由があって、あるいはあれやこれやと理由をつけてくじけてしまった人たちには、少しばかりきついブートキャンプがいいのかもしれない。
苦しいけれどやり遂げたあとの充実感や報酬としてその効果が目に見えることは、何にもかえがたい満足感を与えてくれるにちがいない。

「食欲の秋」がやってくる。シェイプアップとウエイトコントロールのつもりでブートキャンプに参加してみませんか?

(2008/09)
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