ハーブ

自慢料理のレパートリーが増える

とりたての生バジルを入れたパスタソースやオレガノを刻んでいれて焼いたピッツァ。フレッシュなハーブを使うと料理の味がぐんと引き立つ。乾燥したバジルやオレガノ、パセリなどは確かに長持ちして重宝だけれど、香りと味の点では雲泥の差ほど違いがでてくる。

キッチンの出窓の棚、窓際のスペースやベランダを利用して、ハーブを植えた鉢を置いている人たちが多い。庭の片隅に木々や草花とわけてハーブセクションを作っている人たちもいる。もちろん使うたびにスーパーでパックに入ったり束になったハーブを買うことはできるけれど、使いきる前にしなびたり枯れたりすることが多いから、自宅で栽培をしていると便利だ。必要なときに必要なだけ葉をもぎ取ったり茎を切ればいいから、いつでも新鮮なハーブを手に入れることができる。

日用品の販売店やスーパーの軒先、ホームデポなどでは、さまざまなハーブが販売されている。バジルやオレガノなどを一、二本だけ植えた小鉢から、料理によく使われる異なるハーブを大きめの鉢に何種類も植えたものなどいろいろな鉢がならんでいる。そんな鉢を手にとって買っていく人たちはこの時期とても多い。もちろん、ラックに並んだ袋入りの種から気に入ったハーブを選んで、いちから育てる人たちだっている。

ハーブは観賞用として、リビングやキッチンのちょっとしたインテリアのひとつにもなる。濃淡の異なる緑色の葉をもつ数種類のハーブをまぜて鉢植えすれば窓辺をきれいに飾ってくれそうだ。それにそんな鉢からただようほのかな香りは自然のエアーフレッシュナーともなる。
ハーブは一度にたくさん消費する食材ではないけれど、とても体によいものらしい。日本食だけでなくさまざまな料理に幅広く利用されるパセリなどはビタミンA、B、Cのほかに鉄分も含んでいるし、消化促進効果があるらしい。

パスタだけでなくトマトと愛称がよく、サラダなどによく使われるバジルなどは強壮作用や殺菌力があり、また健胃、食欲増進に効果的らしい。タイ料理が好きな人にかかせないコリアンダーは、カルシウム、鉄、カロチンなどを含み、消化を助け食欲不振に役立つとか。スパイシーなトム・ヤン・クンなどに入れて食べるとおいしそうだ。

タイムは気管支、肺機能や循環器系の強化に役立ってくれるとか。抗菌作用もあるらしい。チキンの胸肉に塩コショウのほかに刻んだタイムをまぶして、オーブンで焼けば、ちょっとしたおもてなしの一品となる。自慢料理のレパートリーが増えるというのもうれしい。

この夏は暑くなるのだろうか。刻んだシソををたっぷりとかけた冷やしソーメン。
外人さんでも喜んでくれそうだ。どこの国のどんな料理にもハーブはかかせないエッセンスとなりそうだ。自家栽培に目をむける人たちが多い理由かもしれない。

(2009/07)
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