魚屋さん

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ナチュラル&健康志向

ここ数年で、ナチュラル&健康志向のパリジェンヌが急増している。クロワッサンとカフェオレの朝食も、コーンフレークとオレンジジュースにとってかわられつつあり、ベジタリアンレストランも増加中。もちろん、自然化粧品への興味も高まっている。

この手の分野では、お隣イギリスが一歩リードといったところ。特に、アロマテラピー関係のお手入れグッズは、イギリスの方が豊富なようだ。パリのサントノレ通りにあるお洒落なショップ、コレットには、ロンドン直輸入(?)の自然系化粧品が並び、フランスの女性誌でも、ときどき紹介されている。

ロンドンのコペントガーデンやキングスロードなど、若者に人気のエリアにあるビューティ・ショップ、アポスカリー・スペースNKは、フィロソフィーやアベダなどアメリカの化粧品をはじめ、イギリス国産、フランスなどの自然系化粧品が揃っている。
スパ(温泉)、アロマテラピー、ハイドロセラピーをミックスした化粧品を出しているのがエスパ。フェイス&ボディ・ケア、さらにアロマテラピーのマッサージオイルやバスオイルなどが充実している。
中国の漢方を生かしたWU(中国語で「五」の意味)は、中国に昔から伝わる原料を、最新の技術で加工した化粧品シリーズ。真珠と絹が入ったクリームや高麗人参といちょうの化粧水など、いかにも効きそうなものばかり。
高品質のアロマテラピー化粧品で知られるエルミも、フェイス&ボディケアとバラエティ豊か。さらに、女性のデリケートな部分用(下半身)リキッド・ソープも登場。
香りを楽しみながら、アロマテラピー効果を利用しようというコンセプトのミオは、マッサージオイル、バスオイル、オーデコロンなどがセットになった手のひらサイズの缶を発売。彼を虜にしたいなら、甘い香りスーパーセクシーのラブキットが効き目バツグン。

発想が面白いイギリスもの。パリジェンヌも要チェックの化粧品がいっぱいだ。

(1998/4/15)
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