バナナ

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テ・ア・ラ・マント(Thealamentht)は、フランスでも人気。

フランスの夏の天気は、国民の性格に似ていて気紛れだ。
暑い日が1週間続いたら、急に肌寒くなったり、雨が続いたり・・・。パリには、蒸し暑くて寝苦しい夜というのが、ほとんどなく、朝晩に20度以上になるのは珍しい。夜は10時頃まで明るいので、カフェでビールやパスティス(アニスのお酒)などを飲みながら、さわやかな夕べが楽しめる。

先日、レストランで出された水には、レモンとミントの葉が浮かんでいた、爽やかな香りと味は、暑い夏にぴったり。フレッシュな気分になりたい時に、フランス人はよくミントを利用するようだ。ミントやメンソールは、体の温度を冷やす作用があるという。ボディ用ジェルやシャンプーなど、様々な化粧品が出回っている。

なかでも特に注目したいのが、冷やす効果を生かした痩身法。リネアンスのアマンシスマン・クリヨ・トニック(65₣[フラン])、タルゴのフリジ・マンス(110₣[フラン])、ソティスのジェル・オプティマンスール(199₣[フラン])など、気になるヒップ回りを引き締めるのにおすすめ。 また、むくんでだるくなった足には、アンスティテュート・デ・ジャンブのフリジバ(990₣[フラン])、デクレオールのシルキュラスプレイといった専用の化粧品でお手入れを。これらは、パリのデパートで購入可能だ。

もっと簡単にすませたいなら、ミントのエッセンシャルオイルも同様の効き目があるので、洗面器の水に2~3滴たらし、足や手を浸すのもいい。

アラブの国でよく飲まれるテ・ア・ラ・マント(Thealamentht)は、フランスでも人気のお茶。緑茶にミントの葉と砂糖を加えたもので、日本の煎茶でも簡単に作ることができる。紅茶をいれるように、ポットに材料と熱湯を入れるだけ。冷たくしてもおいしい。ミントは家庭でも気軽に栽培できるので、摘みたての新鮮な葉で香りを満喫したい。 1F₣(フラン)=¥21.54(8月7日現在)

(1997/8/15)
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