rue Cler

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「SHISEIDOリラクシングフレグランス」が、3日で売り切れ。

石畳の道に落ち葉が舞うパリの秋は、一年で最もロマンチックな季節。カフェでは恋人たちが寄り添い、まさに「愛の都」そのもの。この甘いシーンで活躍するのが香水だ。フランス人は本当に香水が好きらしい。香水の記事が掲載されない雑誌がないといっていいくらい、毎回様々な情報が飛び交っている。シーズンが変わるごとに新しい香りが登場しているが、このところ香りの関心に変化がおきている。

リラックス効果のある「SHISEIDOリラクシングフレグランス」が、ギャラリーラファイエットで先行発売されたとたん、3日で売り切れたという。パリジェンヌを虜にしたのは、シャクヤク、ニンジン、クチナシ、ヨモギの東洋ハーブ4種類を配合したライトな香り。自分を演出し、男性を誘惑する手段として利用されてきた香りが、ストレスを和らげ安らぎを与える方法として求められているのだ。

この「癒し」の香りは、毎日の暮らし、空間にも漂う。エッセンシャルオイルのアロマテラピー、オリエンタルのお香、日本の線香などがパリでは人気だが、なかでも、香りのついたキャンドルは、パリジェンヌに欠かせない小物になりつつあるようだ。
ブギー・ド・フランスのキャンドルは、エッセンシャルオイルを配合したアロマテラピー効果があるもの。リラックスと葉緑素の2つの香りで80₣[フラン]くらい。ベランの香りつきキャンドル(185₣[フラン])は、バイオレット、オレンジ、ライトグリーンなどのカラーと丸みを帯びたシェイプが美しく、インテリアのアクセントに最適。
グラースにある香水メーカー、フラゴナールの香りつきキャンドルは、パリの香水美術館で販売している。また、A.P.C.の香りキャンドルは、カタログショッピングで手に入る。

恋愛にはストレスがつきもの。結局、パリジェンヌと香りは切っても切れない仲らしい。

(1997/11/1)
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