11.朝のイマジネーション
自分の体が、イマジネーションにどれだけ反応するか試してみましょう。朝起きてすぐ、筋肉がまだ固いうちにやってください。まず、ヒザを伸ばして立ち、できるだけ上半身を前屈させます。どこまで手がつきましたか?次に、背筋を伸ばして、前屈をしている姿を想像します。手が楽につくことをイメージしましょう。この想像を三回繰り返します。それから、実際にもう一度、前屈してみます。最初のときより、ずっと先に曲げられるでしょう。
12.ストレスを感じているとき
ゆったりとした気持ちでイスに座り、両肩をギュ~と上に上げストンと落としたり、こりを感じている部分を一度引き締めて徐々に力を緩めていきます。その時、暖かい温もりが強ばっていた部分をゆっくりと暖めてくれる気持ちで。身体全体が穏やかな雰囲気に包まれてきます。最後に残っていた緊張した部分の疲れを押し出すつもりで軽く息を吸い、吐き出して。
13.脳にもエクササイズと休息
カラダに適度なエクササイズとお休みが必要なように、脳にも必要。両脚を腰幅に開きお腹を引き締めて立ちます。目を閉じ、両腕を前に。胸の前で小さなボールを抱えているイメージを。息を吸いながら両手を広げボールを大きくします。吐きながら元に。ゆっくりと繰り返している内に心身のバランスが戻ってきます。
14.簡単瞑想法
誰にでもできる、簡単な瞑想法を覚えましょう。静かな部屋にゆったりと座り、目を閉じます。静かに息を吸い込み、吐くときに 「とてもリラックスしている」と唱えます。しばらく息を止め、再び静かに呼吸します。10~20分続けたら、時計を見て、これでいいと思ったら、そのまま目を閉じて 1~2分待ちます。そして、目を開き、さらに2~3分間同じ姿勢を保ちます。雑念が浮かんでも、それを発展させてはいけません。リラックスするのを自然に待ちましょう。
15.球のイメージ
エネルギーを吸収するイメージは、癒しの効果がバツグンです。まず、太陽はエネルギーあふれる球で、そこから発射される光と熱にすばらしい治癒力があると想像します。次に、この球の一部を取って、直径30センチくらいに したものを、自分の頭の上に浮かべたとイメージします。ゆっくりと球を頭上から体の中に下ろしていき、体を治療させていきます。悪いところが治ったのを想像し、お礼を言い、その球を太陽に戻します。5~20分間行います。
16.風船を飛ばしましょう
風船を飛ばすイメージトレーニングで、ストレスを解消してみましょう。楽な姿勢で座るか横になり、膨らます前の風船を思い描いてください。悩んでいる問題のひとつを、その風船の中に吹き込み、ふくらませていきます。吐き尽くしたら、次の風船をふくらませていきます。今、自分がいくつかの風船を持ち、広場の真中にいると想像しましょう。手を離せば、一斉に風船は空の中に消えていきます。さあ、これで心配することはなにもなくなりました。
17.リラックスした呼吸
ストレス状態になると、交感神経が緊張して、心拍数が速くなり、呼吸も速くなります。ですから、呼吸をリラックスしたペースに戻すと、交感神経の緊張もほぐれるのです。ヨガの瞑想法から生まれた調息法は、とても簡単な リラクゼーション法です。時計の秒針を見ながら、4秒間、お腹いっぱいに息を吸い込みます。そして、4秒間息を止め、次の4秒間で息を吐いていきます。これを3~4分繰り返したら、5分間休憩し、もう一度繰り返します。呼吸をすることに神経を集中して。
18.ボールがコロコロ
イメージ力を使って、目の疲れをとりましょう。目の前の大きなテーブルに、野球のボールがおいてあると想像します。ボールがコロコロと遠くへ転がっていくのを目で追います。そして、自分のほうへ戻ってくるのを目で追います。これを、4~8回繰り返します。今度は、目を閉じて、時計の文字盤をイメージします。文字盤の数字を、一つずつ目で追っていきます。目の回りの筋肉を、やさしく使う様にします。反対周りもやってください。
19.時計で集中力を
秒針付の時計をデスクの上に。忙しい毎日の中で徐々に失いがちな集中力。秒針付の時計をデスクの上に一つ常備。肩の力を抜き、ゆっくりと呼吸をしながら、ジ~と文字盤をみつめ秒針を追います。その内、秒針の動きが気にならなくなったらOK! 雑念が去り、疲れた脳へのブリージングタイム。たった5分程度の休息です。
20.肩からほぐれる緊張
ストレスを感じているとき心身は緊張で一杯ゆったりとした気持ちでイスに座り、両肩をギュ~と上に上げストンと落としたり、こりを感じている部分を一度引き締めて徐々に力を緩めていきます。その時、暖かい温もりが強ばっていた部分をゆっくりと暖めてくれる気持ちで。身体全体が穏やかな雰囲気に包まれてきます。最後に残っていた緊張した部分の疲れを押し出すつもりで軽く息を吸い、吐き出して。