チャービル

チャービル

デリケートな風味が美食家に人気
セリ科
学名:Anthriscus Cereitolium

「美食家のパセリ」という別名をもつこのハーブは、レースのような繊細な葉と白く可憐な花が特徴。その爽やかな姿から、夏のフラワーアレンジメントの花材としてとても人気があります。栽培法は、移植を嫌うので直まきが適しています。成長が早く、植えて1~2ヶ月ですぐ利用できるのも、うれしいメリットです。デリケートな風味は食欲増進にも効果大。ビタミンA・B・Cや鉄分などが豊富に含まれており、中世ヨーロッパでは"希望のハーブ"として復活祭前の聖木曜日に、「チャービル・スープ」を飲む習慣があったようです。

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ディル

ディル

爽やかな軽い辛みが魅力
セリ科
学名:Anethum Graveolens

羽のようにやわらかな葉が特徴。「魚のハーブ」と呼ばれるくらい魚料理との相性が良く、魚の臭みを消し、旨みを上手に引き出します。また、ピクルスの風味づけにも欠かせません。語源には「なだめる、あやす」という意味があるそうで、鎮静効果や消化作用があると伝えられています。

草丈がかなり高くなるので、なるべく深鉢に植え、苗が伸びてきたら、支柱を立てて管理してください。日当たりがよく、水はけのよい場所さえ選べば元気に育ちますので、あまり手がかかりません。

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