カモマイル、キャットミント-基本のハーブ紹介-

白い小菊のような花が可憐で美しく、鑑賞用としても人気のあるハーブです。フレッシュでもドライでもティーや入浴材、ポプリやブーケなど幅広く活用できます。風邪や不眠症などにも効果があり、ドイツでは昔から「母なる薬草」と呼ばれ親しまれています。また、かのクレオパトラもカモマイルのハーバルバスがお気に入りだったと伝えられています。種子まきの適期は春と秋。寒さには強く育てやすいハーブですが、ただ暑さと乾燥には弱いので要注意。風通しのよい場所が適しています。

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茎葉には猫が大好きな芳香があるので、じゃれたりして大喜び。しまいにはムシャムシャ食べてしまうこともあります。日当たりのよい場所、水はけのよい土を好みます。眺めていると何となく心が和んでくる花の色は、青みがかったやさしい紫色。最近はアレンジの花材としても人気があります。淡いミント系の香りのする葉は、開花直前に刈り取って乾燥保存しましょう。