
パセリ
おなじみのヘルシーハーブ
セリ科
学名:Petroselinum Crispum
私たちの生活にすっかり溶け込み、最もポピュラーなハーブのひとつパセリは、地中海沿岸が原産地。江戸時代にオランダ人によって日本に伝えられたそうです。ひとくちにパセリといってもいろいろな品種がありますが、せっかく自分で育てるなら、八百屋さんで一年中手にはいるカールドパセリではなく、イタリアンパセリがおすすめです。
独特の強い香りは、好き嫌いもあるでしょうが、葉にはビタミンAやC、ミネラルなどが含まれています。積極的に、食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

セージ
健康の守り草・神聖なハーブ
シソ科
学名:Salvia Officinalis
「健康」という意味のラテン語が語源のハーブ。ギリシャ・ローマ時代から精神安定や強壮、疲労回復や殺菌など、万病にきく薬草として親しまれてきました。ショウノウに似た芳香や、軽い苦みが肉特有の臭みを消し、肉料理をはじめ、ソーセージやハンバーグづくりの風味づけに欠かせない存在です。草丈があまり高くならないので、鉢植えや容器栽培に適しています。日当たり、水はけ、風通しのよい場所が栽培には適しています。蒸れに注意してください。

ローズマリー
深い森の香り
シソ科 常緑性低木
学名:Rosmarinas Officinalis
地中海沿岸地方原産。1年中、葉が摘め、利用範囲の広いハーブです。昔から香木として利用され、今でもリースやブーケの台や支柱などに用いられます。花はフレッシュのまま、エディブルフラワーとしてサラダに使ったり、砂糖漬けにしてケーキなどに添えても素敵。枝は乾燥させてポプリにしたり、ソースにも。主な花色は青ですが、ピンクや白のものもあります。種子まきの適期は春。
アロマテラピーのエッセンシャルオイル
ローズマリーエッセンシャルオイル

タイム
「気品」を象徴する爽やかな香りと風味
シソ科
学名:Tymus Species
すがすがしく、きりっとした香りが特徴。昔から煮込み料理に欠かせないハーブとして親しまれています。古代ギリシャ人たちの間では「あなたはタイムの香りがする」といわれるのが最高の賛辞だったとか。また、タイムの葉には消毒・防腐作用があります。ドライにした葉や花を、そのまま活かすタイム・ティーは、血行をよくし消化を助ける作用があるとされ、広く愛飲されています。風通しのよい場所が栽培に適しているので、梅雨の間、蒸れないようにだけ注意すれば、育てやすいハーブです。
アロマテラピーのエッセンシャルオイル
タイムエッセンシャルオイル