11.叡智の三猿 in サンフランシスコ
見ざる、聞かざる、言わざるという三猿。チャイナタウンのゲートが目の前にみえてくるあたりの歩道のベンチに腰掛けている。"Three wise monkeys" として世界的にも知られているせいか、通りすがりの観光客が三猿のあいだに座って写真を撮っていく。
12.自由と平和！ピースマーク
カリフォルニア大学バークレー校の近くにあるこの公園は1960年代、社会的・政治的な改革を目指す現状改革主義者によって作られた。背景にあったベトナム戦争や人種差別、偏った投票権など公民権をめぐり、また言論の自由をうたったまさに最近起こったアメリカ経済界、政界に対する抗議運動 Occupy Wall Street (ウォール街を占拠せよ) 活動の元祖が生まれたみんなのためのパーク。
13.いたずら好きなミュージシャン！？が横断中
Starry Plough Pub and Nightclub はアイルランドにルーツをもち、35年以上の歴史をもつ気軽なバー、社交場。毎日、アイルランド音楽、アメリカン・ブルース、ロックンロール、ラテン系音楽、ソールミュージックなどライブ演奏がある。そのためか、たまたまこのバーの前にあった横断歩道を渡る人の普通のサインに誰かがギターと帽子をかきたしたようだ。まさにミュージシャンが横断しますよというように。この場所だからこそ作られた特別なサイン。
14.不景気！サイン
日雇い労働者をピックアップできる場所を表示している。ビザのない不法入国者なのか、それとも法的に働くことが許されているがフルタイムの仕事がない人たちなのか。そのあたりに毎日たくさん人が集っている。夕方になっても座り込んで仕事のチャンスを待っている人たちがいる。長引く景気低迷はこんな人たちに暗い影をなげかけている。
15.アメリカ版チンドン屋
チンドン屋というコンセプトをアメリカ風にしたという感じだろうか。これはマットレスショップの宣伝。このほかによくあるのが賃貸アパートや新しい住宅団地のモデル住宅へ人たちを呼び込むために主要道路からの分かれ道などに立っている。動くヒューマン宣伝サイン。同じ働くなら楽しくといったところか、ヘッドフォンをつけて好きな音楽を聞きながらダンスをしたりからだを大きく動かして通りすがりの人たちの目をひこうとする。なかなかよいフィットネスにもなりそうだ。