4.漢方薬と現代薬とどちらを選ぶのか?(1.皮膚科)(2.婦人科)

アトピー性の皮膚炎には

薬のフィールド

現代でいちばん話題になっているのは、アトピー性の皮膚炎でしょう。
子供ばかりでなく、一定の年令に達した大人に急に発症することも多く、原因はわからず、治療法も確立していない、誠にやっかいな病気です。

ストレスが増悪因子のひとつであることは確かなことですので、どうか焦らず、ひらきなおって腹を据えて漢方薬を服用してください。よくなる方もたくさんいるのです。
その他、慢性の蕁麻疹、ニキビ、乾癬、水虫、掻痒症なども、Aフィールドがよいでしょう。

特に若い方のニキビはBフィールドでは根治が難しいので、是非Aフィールドでプレーされることを望みます。

婦人科

婦人科。漢方薬(Aフィールド)が最も得意とし、Bフィールドにはない卓効をあげる例が多いのか、婦人科領域です。
現代医学(B)では考えられもしない「ふる血」という考え方。Bでは病因として全く考慮されない「冷え」という考え方。

そもそもAは、ホルモンがどうこう、というよりもずっと昔に成立した医学ですから、素朴な「ふる血」とか「冷え」といった考え方を中心にして婦人病に対処してきました。
これがかえって、現代的なホルモン療法よりも優れた効果をあらわすことが多いのです不妊症、月経緊張症(生理痛)、病院ではすぐに手術を勧められる子宮筋腫など、Aを試みられたらいかがでしょうか。

婦人科は、Aを中心にして、Bの力を借りる、即ちCフィールドに属している方々が、いちばん「生き上手・病み上手」な患者さん、といえると思います。

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