漢方医列伝
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医師名[あ]行
王惟一(おういいつ)
汪機(おうき)
王好古(おうこうこ)
王肯堂(おうこうどう)
王叔和(おうしゅくか)
王翻(おうとう)
王閃(おうひょう)
王履(おうり)
王綸(おうりん)
[か]行
華佗(かだ)
葛洪(かつこう)
滑寿(かつじゅ)
搜廷賢(きょうていけん)
厳用和(げんようわ)
虞摶(ぐたん)
皇甫謐(こうほひつ)
呉昆(ごこん)
[さ]行
朱丹渓(しゅたんけい)
神農(しんのう)
成無已(せいむい)
薛己(せつき)
銭乙(せんいつ)
巣元方(そうげんほう)
孫思襞(そんしばく)
[た]行
戴思恭(たいしきょう)
丹波康頼(たんばのやすより)
張介賓(ちょうかいひん)
張元素(ちょうげんそ)
張従正(ちょうじゅせい)
張仲景(ちょうちゅうけい)
陳言(ちんげん)
陳実功(ちんじつこう)
陳自明(ちんじめい)
陶弘景(とうこうけい)
唐慎微(とうしんび)
[は]—[ら]行
繆希雍(びゅうきよう)
扁鵲(へんじゃく)
方有執(ほうゆうしつ)
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漢方医学を切り拓いた伝説の医師達の物語
東洋医学内科/理学診療科
松柏堂医院院長 中村 篤彦
1
神農
しんのう
?
伝説の漢方医学の始祖
2
扁鵲
へんじゃく
?
ハリ治療の始祖
3
華佗
かだ
141?~203?
全身麻酔で外科手術を施す
4
張仲景
ちょうちゅうけい
150?~219
「傷寒雑病論」を著す
5
王叔和
おうしゅくか
180?~270?
自らの脈論も併せて「脈経」を撰す
6
皇甫謐
こうほひつ
215~282
針灸の必読書「甲乙経」を著す
7
葛洪
かつこう
281?~341
伝染病の研究大家
8
陶弘景
とうこうけい
456~536
「神農本草経」の科学的整理
9
巣元方
そうげんほう
580?~650?
「諸病源候論」を著す
10
孫思襞
そんしばく
581?~682
民間経験方を収集
11
王翻
おうとう
700?~780?
「外台秘要」全40巻を編纂
12
王閃
おうひょう
710?~804?
「黄帝内経」を整理
13
丹波康頼
たんばのやすより
912~?
日本最古の医書「医心方」を編む
14
王惟一
おういいつ
987?~1067?
針灸術の発展に多大な貢献
15
銭乙
せんいつ
1032?~1113?
小児科の開祖
16
唐慎微
とうしんび
1040?~1120
「経史証類備急本草」を著す
17
成無已
せいむい
11~12世紀
現存する最古の「傷寒論」全注本
18
劉完素
りゅうかんそ
1120?~1200
研究に没頭の「高尚先生」
19
張元素
ちょうげんそ
12~13世紀
易水学派の創始者
20
張従正
ちょうじゅせい
12~13世紀
攻邪に重きをおく
21
李杲
りこう
1180~1251
「補中益気湯」を創方
22
陳言
ちんげん
1131~1189
内・外・不内外、三因方を提唱
23
陳自明
ちんじめい
1190?~1270
「婦人良方大全」を完成
24
厳用和
げんようわ
1200?~1267?
臨床経験を活かす
25
王好古
おうこうこ
1200~?
帰経と引経の新機軸
26
朱丹渓
しゅたんけい
1281~1358
金元医学の集大成者
27
戴思恭
たいしきょう
1324~1405
明の洪武帝の寵愛を受ける
28
滑寿
かつじゅ
1304~1386
現在も使うツボ常用十四経
29
王履
おうり
1332?~1391?
文芸にも優れる
30
虞摶
ぐたん
1438~1517
最古の器具使用浣腸
31
王綸
おうりん
15~16世紀
医家の保守性を警告
32
汪機
おうき
1463~1539
人参・黄包の運用に熟達
33
薛己
せつき
1486?~1558?
「正体類要」を著す
34
李時珍
りじちん
1518~1593
「本草綱目」に生涯を捧げる
35
搜廷賢
きょうていけん
16~17世紀
江戸時代のベストセラー
36
方有執
ほうゆうしつ
1523~?
病苦を克し大成
37
繆希雍
びゅうきよう
1546?~1627
英雄「神医安道全」
38
王肯堂
おうこうどう
1549~1613
書物を著わすことに専念
39
呉昆
ごこん
1551~1620
理論面の造詣に深く
40
陳実功
ちんじつこう
1555~1636
中医の外科学を集大成
41
張介賓
ちょうかいひん
1563~1640
30年を費やし「類経」32巻完成
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