ハーブティ

二日酔いは飲み過ぎないのが一番の予防ですが、それを自分でコントロール出来ないのがアルコールの恐ろしいところです。とにかく水分(アルカリイオン飲料やハーブティなどがよい)を多く摂取して、早く体からアルコールを排出するように心掛けましょう。その後食欲がないからといって、何も食べないと自分の胃液で胃を刺激しますので注意。

アルコールが自分の体質に合わない場合もあります。一度パッチテストをしてみて下さい。簡単な方法は、お酒をコットンなどに染み込ませ、腕の内側の肌の柔らかい部分に絆創膏でとめます。時間の経過ごと様子を見て(最高24時間)赤くなるなどの反応が出たら、アルコールに対してアレルギーを持っていると考えられます。本当に弱い人は付けてすぐ反応があります。そんな人は要注意。

下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 芳香浴(ティッシュペーパーに1滴付けて嗅ぐと簡単)
  • 全身浴
  • マッサージ(お腹や背中側の胃の裏)
  • 温湿布(お腹や背中側の胃の裏) 冷湿布(まぶたの腫れや頭痛がする時)

使用する精油(アロマオイル)
ペパーミントローズマリージュニパーラベンダージャーマンカモマイル
軽い二日酔いならば、オレンジなどの柑橘類 ペパーミントやオレンジピール、ジャーマンカモマイルのハーブティ

アロマテラピーの方法

芳香浴

空気中に精油(エッセンシャルオイル)の香りを漂わせる方法を「芳香浴」と言います。精油は揮発性が高いので、どんな方法を用いてもその空間に香りが漂って「芳香浴」の状態になります。
基本的な方法として「アロマポット」があります。これは火を使いますのでお子さまやペットがいるお家では、ロウソクを使わない電気で温めるタイプや細かい霧状に分散させるディフューザータイプのものを使うとよいでしょう。

入浴

リフレッシュしたい時は少し熱めのお湯で短時間入浴します。リラックスしたい時は少しぬるめのお湯でゆっくりと入浴します。精油の量は普通のバスタブで、3~6滴。スパイス系のものは少なめにします。精油は直接バスタブに落とし、よくかき混ぜます。次の人が入る時には3滴を追加します。ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプにしたいときは、1回分5mlの植物性のオイルやミルクに精油を混ぜます。専門店では、精油を水に混ぜ合わせる為の乳化剤なども扱っています。
(注意)夜の入浴は大丈夫ですが、柑橘系の精油が肌に残ったまま日光にあたるとシミや炎症を起こすことがありますので注意して下さい。

マッサージ

精油を植物性オイルでうすめてマッサージオイルを作り、マッサージしたりスキンケアに利用します。あまりベトつかず、使用しやすい植物性オイルは、ホホバ油、スウィートアーモンド油です。他にも色々な特徴をもった植物性オイルがありますので、専門店で相談しながらの購入をおすすめします。
これらのオイルを「ベースオイル」と言い、お好みのベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、目的にあわせた精油を2~3滴落として混ぜ合わせると、マッサージオイルになります。出来上がったブレンドオイルもよく売られていますので、初めてでも簡単にアロマ・マッサージが出来ます。

蒸気吸入

洗面台や洗面器、ボウルなどに熱湯を注ぎ、精油を1、2滴落とします。頭からバスタオルをかぶり、蒸気が逃げないようサウナのような状態にして、5分~10分位ゆっくり深く蒸気を吸い込みます。この時、目は必ず閉じて下さい。起きあがれない病人の場合は、枕元に洗面器、ボウルなどを置くだけでもよいです。アレルギー性鼻炎や喘息の人は、短時間からはじめて徐々に時間を延ばしながら行って下さい。

手浴・足浴

手首や足首の上まで浸る洗面器やバケツを用意します。熱めのお湯(入浴よりやや高めの温度)を洗面器やバケツに注ぎ、精油を1~3滴落として手や足を15分位浸します。冬場は、すぐにお湯がぬるくなってしまいますので、お湯を足しながら行います。精油の香りを楽しみながら、ゆったりとした気分で過ごしましょう。好きな音楽を流しながら行うのもよいですね。

簡単な方法

ティッシュ、ハンカチ、枕カバー、ポプリ、カーテン、カーペットや熱湯を入れたコップに精油を数滴落として香らせます。オフィスや外出先でも簡単にできます。

内容は保証されるものでなく、医師による診断や治療の代わりにはなりません。
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