アメリカの先住民はクランベリー(Cranberry)を、何世紀にもわたって膀胱や腎臓の病気の治療に用いてきました。17世紀頃、英国から移住してきた開拓者達が、その知識を学び、加工したりそのまま摂取して、食欲の喪失、消化不良、血液疾患、ビタミンCの不足による壊血病などの病気の改善薬として利用してきました。
今では、収穫された95%は酸味が強いので、ジュース、ソース、ドライフルーツとして食べられています。サンクスギビングのターキーソースとしては欠かせない食材です。アメリカのスーパーマッーケットのジュースコーナーでは定番品としてよく見掛けます。
尿路感染症に有効
人々の健康に役立ってきた長い歴史を持つクランベリーは、特に大腸菌によって引き起こされる尿路感染症の予防治療としてよく知られ、有効性は、サプリメントやジュースの摂取で防ぐことができると認められています。そのほかには、「美肌」、「免疫」などの効果に期待がもたれています。
特に女性に多く見られる膀胱炎は、大腸菌などの細菌が原因で膀胱の粘膜に炎症が起こる病気です。主な症状は、「排尿時に痛みを感じる」、「トイレが近くなる」、「残尿感」など。再発や再感染を起こしやすい病気の1つです。
防ぐための注意点は、「水分補給」、「過労やストレスの軽減」、「排便時や生理期間、性的活動時の細かいケア」、そして「トイレは早めに!」など、毎日の生活において出来ることが多々あります。しかし、忙しい時はついつい後回しになりがちな、トイレタイム。冷房による冷えなど自分の思うようにならない場合もあります。
朝食時にジュース(糖分の取り過ぎに注意)として、カロリーが気になる場合は、手軽にサプリメントで補ったりと日頃から予防対策をしておくと安心です。また、アメリカでは機能性食品には属さない別のカテゴリー、ニュートラシューティカル(Nutraceutical)「食品・栄養補助食品(dietary supplement)、薬草(ハーブ)製品などに含まれ、健康増進、病気予防または医薬的特性のある天然の生理活性化合物」として注目を浴びています。
基準値と成分
参考基準値(アメリカ):300~400mgを6日間に別けてカプセルで摂取。
主な成分は、アントシアニン類(anthocyanins)、フラボノール配糖体(flavonol glycoside)、カテキン(catechin)、トリテルペン類(triterpenes)、糖類、ビタミンC、シュウ酸(oxalic acid)です。
身体のフリーラジカルから細胞を正常に保つ抗酸化物質、アントシアニン類(プロアントシアニジン)やビタミンCを多く含んでいます。その特徴から、ブルーベリー(Blueberry)、薬膳で用いられるクコの実(Goji/Wolfberry)、ザクロ(Pomegranate/Punica granatum)、マンゴ(Mangifera indica)、アサイー(Euterpe oleracea)などと共にスパーフルーツ(Superfruit)と呼ばれています。
私のお気に入りは、このクランベリーのサプリメントです。
トイレを我慢したり、少し疲れが抜けにくくなると、下腹部を重く感じるように。夜、寝る前に一錠飲むと、安心してぐっすり寝られるのか、翌日の朝からスッキリしています。最低でも、10日間は続けています。気がかりな事がないと、良く飲み!?よく食べられるようになり、体調もいつの間にか回復!です。
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商品名: Natural Balance, Cran Balance, Urinary Tract Health, 30 Veggie Caps