4.ルテイン(Lutein)

サプリメント

ルテインはカロテノイド系色素の一種で、植物のクロロフィルに含まれており、それ自体の吸収した太陽光のエネルギーをクロロフィルに伝える役割の他、光による酸化・破壊から保護する機能もあります。ルテインは黄橙色を呈し、ほうれん草、卵黄、かぼちゃ、とうもろこしなどに含まれています。ルテインはキサントフィルの別名で、食品着色料としても用いられています。ただし、日本の指定食品添加物リストにはありません。パソコンなどを使う人の目の疲労や老化防止(黄斑変性症、白内障)に効果があると言われています。

5.アスタキサンチン(Astaxanthin)

アスタキサンチンはカロテノイドの1つで、赤色の天然色素の一種です。エビやカニなどの甲殻類、サケやマスの表皮など海産物に多く含まれています。抗酸化力が強いため、「悪玉コレステロール(LDL)の酸化を抑制し動脈硬化」、「血栓」、「皮膚の老化(エイジング)」、「視覚機能の向上」などを予防するのではないかと期待されています。

6.イチョウ(Ginkgo)

中国が原産のイチョウですが、日本でもよく見掛ける落葉高木です。古くから本場中国を始め、日本でも種子を漢方に用いてきました。イチョウ葉の有効性は、ヨーロッパ、特にドイツ(コミッションE:ドイツの薬用植物の評価委員会)において「記憶障害」、「耳鳴り」、「めまい」の改善にイチョウ葉抽出物エキスを認めています。

日本では脳代謝を改善して学習や記憶力の向上、ひいては抗認知症作用に効果があると言われています。年齢と共に衰えがちな、記憶力の復活に一役買ってくれるのではないでしょうか。但し、生のイチョウ葉に含まれているギンコール酸はアレルギーを引き起こします。また、イチョウ葉を乾燥したハーブティのような形で、そのまま飲むと有害成分も一緒に摂取することになるので注意しましょう。市場では、規格品の場合、含量は5ppm(パーツ・パー・ミリオン)以下に規制されています。

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7.MSM(METHYL SULFONYL METANE)

MSMとは、メチル・サルフォニル・メタンの略で、古くから米国で研究されていた関節炎の痛みや炎症を和らげる効果のある物質です。人体の骨は、大部分硬骨からできあがっていますが、関節の分部には弾力のある軟骨があって、硬骨と硬骨が直接触れないようになっています。年をとると、軟骨が老化して磨り減って、骨同士がぶつかって激しい痛みを感じるようになります。そこで、軟骨の主成分であるコンドロイチン硫酸(サメの軟骨などから作られる)グルコサミン(カニの殻のキチン質からつくられる)を補給して軟骨の再生を促します。MSMには、これらの軟骨の栄養分を吸収しやすくするため、細胞の透過性を高める作用があるとされています。

米国では、MSMは関節炎の治療にも用いられていますが、コンドロイチン、グルコサミン、MSM のトリプルサプリメントとして定着しています。日本でも、保健機能食品として認可されています。MSMは、牛乳、コーヒー、茶、野菜、果物にわずかながら含まれていますが、量的にはサプリメントとして摂るのが一番でしょう。

8.セレン(Selenium)

セレンは身体にとって必須な微量元素、セレニウムと呼ばれるミネラルです。生体防御に大切なグルタチオンペルオキシダーゼを活性化し過酸化脂質を分解します。抗酸化作用によって、体内の脂肪を酸化から守り、細胞の健康維持をを助けるビタミンEと一緒の摂取は、ベストパートナーといえるでしょう。

通常は、わかさぎ、鰯、うになどの魚介類や動物の内臓、ネギ、卵,玄米などの食品から摂取することが可能ですが、穀類は育成された土壌により摂取量が変わってきます。また、水俣病の原因物質として人体に有害なミネラル(水銀)の毒性を軽減することでも注目を浴びていますが、過剰摂取は、非常に危険です。確かに、更年期障害や男性の不妊原因の改善、前立腺がんの抑制など報告はされているようです。成人男女の1日所要量は約55μg/日前後です。摂取できる許容上限摂取量(250μg/日)の範囲内で安全に気をつけながら摂りたいサプリメントといえます。

9.ヒト成長ホルモン(human growth hormone)

HGHは、脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンで赤ちゃんの驚異的な成長力を支えています。成長ホルモンは成長に関する作用と代謝をコントロールする2つの生理作用があります。
1.成長作用:骨や筋肉の成長。
2.代謝のコントロール:三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質の代謝を促進。血糖値を一定に保つ。カルシウムなの濃度を一定に保ち体内の恒常性を維持。エネルギー不足時の脂肪組織から遊離脂肪酸への転換。分泌の調整。
これらの作用によって正常な発達を身体にもたらしています。ヒトの健全な成長には欠かせないホルモンですが、大人になると徐々に生産力が減ってくるのでアンチエイジングのサプリメントとして期待が持たれています。

 アンチエイジングのためのサプリメント(1)
α-リポ酸(Alpha-lipoic acid)、コエンザイムQ10(Ubiquinone)、カルニチン(L-carnitine)

(注1)諸症状を感じている方は、かかりつけの医師にご相談下さい。
(注2)妊娠中、授乳中の安全性については充分なデータがない場合あるので、使用をさけてください。
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