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認知力の衰えが防げる距離は?

ウォーキング

程よい運動、バランスの取れた食事、メディテーションなど、脳の為に良いことは、日々解明されていきます。誰でも一抹の不安を持っているのは、今は想像できないかもしれない、脳の老化、ボケること。本人は、分からないことが多く、周囲の方が驚いてしまいます。

米国University of Pittsburgh(ピッツバーク大学)の心理学Kirk Erickson教授のグループは、「高齢になってくると、脳の大きさが縮小して、記憶障害を引き起こす可能性がでてくる。少なくとも、一週間に6マイル(約10km)のウォーキングが、脳の大きさを守るかもしれない。それが、記憶を維持することに繋がる」と発表した。
University of Pittsburgh News 14 October 2010

研究は、認知症ではない299名に、1週間に歩いた距離(ブロック)を記録してもらい、科学者達が、9年後、参加者達の脳のサイズを計った。更に4年後、認知機能障害や認知症の有無を測定するテストを行った。
結果は、少なくとも一週間に、おおよそ6~9(約10~14km)マイル歩いた人達は、それ程歩かない人達に比べて、9年後、灰白質の容積がより多かった。それ以上歩いても、灰白質の量の増加は見られなかった。

更なる4年後の結果は、参加者の内116名が認知機能障害か認知症を患っていた。

「認知機能が正常な高齢者には、比較的ウォーキングのような軽い動作が、記憶障害を減少させることと関係のある脳の灰白質の量を増やすことにより、認知機能障害(認知症やアルツハイマー病になる前段階で起きる記憶力の低下)を回避するための、1つの方法であるかもしれないことを示した」

「中年期の、定期的なエクササイズが脳の健康を高め、後に思考や記憶を向上させるとしたら、あらゆる年齢層にとって、日々のエクササイズが、健康衛生上欠かせないモノである1つの理由となるだろう」と、Erickson教授は述べている。 研究者達は、「歩くことにより、記憶障害のリスクをほとんど半分に減らすことがわかった」と追記している。(訳:tori3tori3)

1週間に10kmは、時間に計算すると(1km=15分)2.5時間。1日約20分程度です。ウォーキングなら、ひと駅の距離。シーズンも良くなったことだし、車から電車。時間にゆとりを持って、電車を下りて歩く。ペットの散歩は、意外と私達の健康に良いのかも。

ピッツバーク大学ニューズレター
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