コーヒー

嗜好品のコーヒーは、産地やロースト、入れ方によって随分お味が違います。香りはもとより、酸味や苦味、渋味、こくや口当たりまで様々な表現がされていて、迷いがち。口に合うと、印象が強く、飲むたびに、シチュエーションまでフラッシュバック。一人でニンマリ笑顔に。リラックスしながら頂く一杯は、やはり最高の贅沢な時間になるかもしれませんね。

このところ、コーヒーの効能に関する研究発表がメディアでも注目されています。アンチエイジング、長寿、がん予防、ダイエット、メンタルヘルスなどの分野から、海外を中心に面白いと思う論文25本をまとめてみました。

アンチエイジング関連の論文

1.カフェインのドライアイに対する効果

イガイガ、チカチカ、ドライアイは、いくらまぶたをパチパチしても涙が出てくれないのでツライ。主治医には、「左右の眉毛の両端よりチョット上部に、涙腺があるんだよね」と教えてもらい、マッサージを実行中。もちろん薬は、もらいました。

東京大学医学部眼科の有田玲子博士達のグループは、「カフェインの摂取後に涙量は増え、増加は、アデノシンa2a受容体(カフェインに対して拮抗剤)とシトクロムP450(人体において生体異物の代謝に関与している)の遺伝子多型(遺伝子型の異なる個体)と関係していることもわかった」と発表。

研究は、78人の健康な志願者を、個々の体重に合わせてカフェイン量を調整(5~7mg/kg以内)したカプセルを摂取するグループと、プラセボ(偽薬)摂取の2つのグループを対象に、クロスオーバー試験(一定の期間後、2つのグループを入れ替える)を行った。対象者は、遺伝子型決定の為、血液サンプルも提供。
結果は、全ての参加者で、カフェインを摂取した後に、涙の量が増加した。(訳:tori3tori3)

2.コーヒーのほどよい摂取は、心不全の予防になる

何事も、程よく、中庸を保てれば、穏やかに過ごすことが出来るのだろう。ついつい、競争心や負けん気が、アタマをもたげてくるのは、修行が足りないから!? 年齢と共に、自分に合った適度なさじ加減を見つけよう。刺激が無いのもつまらないでしょう。

米国Beth Israel Deaconess Medical Center(ベス・イスラエル・ディコネス・メディカルセンター)心血管疫学課Elizabeth Mostofsky博士研究員のグループは、「適量のコーヒー摂取で、心不全のリスクを11%引き下げることがわかった」と発表。

研究は、5つ(スエーデンでの4つの調査+フィンランドでの1つの調査)の過去に行われたコーヒーの摂取と心不全の関連研究を分析した。データーは、心不全である6,522名を含む、140,220名の参加者からの自己申告による。

結果は、1日に4杯までのコーヒー摂取を限度に、5杯以上になってくると徐々に心不全のリスクへの保護効果が軽減するJカーブ(ある時点から最終的に予想される変化とは逆方向に変化をすることを表す)が見られた。
「コーヒーは、2型糖尿病のリスクが下がるという研究がかなりなされている」
「糖尿病のリスク低減効果があれば、心不全のリスクも下がる」
「薄めのコーヒーとカフェインの摂取は、血圧を上げるという研究結果がある。中程度のコ-ヒー摂取であれば、症状を引き起こしにくい」

「分析結果(ほどほどのコーヒーの摂取は、心不全を予防するかもしれないと言う事実)は、評価のガイドラインを変える正当な理由として差し支えない」と、Beth Israel Deaconess Medical Center予防心臓専門医Murray Mittleman博士は述べている。(訳:tori3tori3)

3.カフェインで記憶力が増す

コツコツというより、ほとんど一夜漬けで乗り切った学生時代。
徹夜明けにコーヒーを飲んで、試験に臨むと、記憶が鮮明に残るらしい。「後は、許容量の問題!」ということのようで・・・。夜明けのコーヒーは、いつも美味しかった!カフェインに感謝!

米国Johns Hopkins University(ジョンズ・ホプキンス大学)心理と脳科学科の Michael Yassa 助教(現在は、University of California,Irvine:カリフォルニア大学アーバイン校の神経生物学と行動学科助教)のグループは、「カフェインの摂取は、目覚まし効果やエネルギーチャージに一役買っていたが、少なくとも、24時間に渡って、記憶力延長のプラス効果が、新しく認められた」と発表。

研究は、普段カフェイン入りの食品を飲食していない参加者に、連続した画像を見せた5分後、プラセボか200mgのカフェイン入り錠剤を摂取し、二重盲検試験(研究者も参加者も錠剤の中身を不明にして行う)で行われた。
次に日に、どちらのグループも、前日の見せられた、画像の認識能力テストを行った。いくつかの画像は、何枚か新しいモノや似て非なるモノがあった。

「ほとんどの研究は、研究会の前にカフェインを摂取している。だからこそ、実験後、カフェインを摂取するようにした」
結果、カフェイン摂取グループは、画像を、「違ったモノであると言うより、似ているが、違う」と正しく確認することができた。記憶を反映させる、より深層部の脳の能力を発揮している。
人の脳において記憶をつかさどる中心部分は、側頭葉内側部にある海馬。短期の記憶を長期の記憶へと切り替える場所でも。老化による認知症などでもっとも多く研究されている場所である。

「カフェインは、健康長寿と関係が有り、アルツハイマー病のような認知機能の低下からの保護が出来るかもしれない。重要なポイントだ」と、Michael Yassa助教は、言い添えている。(訳:tori3tori3)

4.1杯のモーニングコーヒーが「2型糖尿病のリスクを下げる!?」

イタリアやフランスでコーヒーと言えば、エスプレッソ。アメリカや日本でコーヒーを頼むと、ボトムレスな薄めのコーヒーだったり、カップの大きさもまちまち。近年、スタバをどこでも見かけるようになってから、あのマークに引き込まれオーダーしてしまう。お店の思うつぼ!?インターナショナルに支払ってる~

米国Harvard T.H. Chan School of Public Health(ハーバード大学公衆衛生THチャン・スクール)栄養学部Shilpa Bhupathiraju主任研究員のグループは、「4年間に渡って、毎日1杯以上増量して、コーヒーを摂取した人達は、摂取量を変えなかった人達に比べて、2型糖尿病のリスクが11%低減され、1日に1杯以上、摂取量を減らした人達は、2型糖尿病のリスクが17%増加した」と発表。

研究は、48,464名(Nurses’ Health Study:1986-2006)の Brigham and Women’s Hospitalにおける女性看護師、47,510名(Nurses’ Health Study II:1991-2007)の女性看護師、27,759名(Health Professionals Follow-up Study:1986-2006)の男性医療従事者による大規模な前向きコホート研究(※)で、カフェイン入りコーヒー、カフェインレスのコーヒー、カフェイン入り紅茶の消費量の分析で行われた。参加者は、4年ごとの食事に関するアンケートで評価。
2型糖尿病と確認されたのは、7,269名。コーヒーカップは8オンス(約236ml)・ブラックもしくは、少量のミルクと砂糖は可とした。

「カフェインが入っていないコーヒーやカフェイン入りの紅茶の摂取では、2型糖尿病との関連が見られなかった」「コーヒー摂取の習慣を変えることで、比較的短期間で、2型糖尿病リスクに作用することができる」「当然ながら、個々の体重管理や身体活動は、重視しなければならない」と、Harvard T.H. Chan School of Public Health栄養学と疫学部Frank Hu教授は述べている。(訳:tori3tori3)

(※)対象となる疾病の発生率を特定の要因において曝露した集団と曝露していない集団に分け一定期間追跡し、比較する観察的研究。

5.コーヒーで耳鳴りの発症率が押さえられる!?

ドンヨリと重苦しい天気の時の方が、カラっと晴れた日より耳の中でコロコロ音がするような気が。パキ!カラ!シャキ!何事もメリハリのあるハッキリとした性格だから、お天気のせいじゃないかも。自分自身の好みも精神的に影響しているのかな~とも。

米国Brigham and Women’s Hospital (ブリガム・アンド・ウィメンズ病院) ネットワーク医学のチャニング課Gary Craig Curhan博士(ハーバード大学医学部教授)の研究グループは、「カフェインの摂取量の多さは、若い女性や中高年の女性が、耳の中で聞こえる音、しばしばキーンとかブ~ンと鳴っていると表現されるような、耳鳴りの発症率低下と関係がある」と発表。

研究は、Nurses’ Health Study IIにおいて女性65,000人以上の前向きコホート研究(※)を分析。1991年に、耳鳴りの症状がない女性30歳から44歳のライフスタイルや病歴に関して、自己申告結果を18年間、追跡調査。2009年に戻された自己申告でアンケートから、”数日/数週間” または、”毎日”症状があると報告した女性5289名に、耳鳴りの症状を確認した。大多数の女性は、カフェインをコーヒーから摂取。

結果は、カフェインを、1日に450g~599g摂取したグループの方が、1日に150mg(8オンス=約240ccカップでおよそ1杯半)より少なく摂取したグループの方が、耳鳴りの発症が、15%少なかった。年齢には関係ないようだ。
「カフェインが、中枢神経を刺激するということがわかっている。以前の研究で、実験室や動物実験では、カフェインが、内耳に直接影響をもたらすことを実証している」と、Gary Curhan博士は述べている。(訳:tori3tori3)

(※)対象となる疾病の発生率を特定の要因において曝露した集団と曝露していない集団に分け一定期間追跡し、比較する観察的研究。

6.コーヒー摂取量と認知症予備群(軽度認知障害)の関係

2012年の時点で、65歳以上の高齢者のうち、約15%(462万人)が認知症と推測され、軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment)は、推定400万人。そのままノーケアだと、5年後には、半数が認知症へと進行するようだ。
会話を楽しんだり、晴れた日は、なるべくウオーキング。料理も脳トレになるし、手際よく、自己マネージングあるのみ。
意識して、置いたモノは覚えているけれど、何気なく置いたモノ、メガネや携帯(こちらは、鳴るからまだ良い)、電車のチケットなどは、探し出すのが一苦労。置き場所を必ず決めねばいけません。整理整頓されてて楽!だからコレもヨシです。

イタリアUniversity of Bari Aldo Moro(バーリ大学)老年医学課Vincenzo Solfrizzi博士とFrancesco Panza博士達のグループは、「定期的に、適量のレギュラーコヒーを飲む習慣は、軽度認知症(MCI)における、神経の保護効果が得られるようだ」と発表。

研究は、Italian Longitudinal Study on Aging (エイジングに関するイタリアの縦断研究)の8市町村から集められた65~84歳の参加者5,632名の内、1,445名を対象に、コーヒーの摂取量の変化や習慣と軽度認知症(MCI)との関連調査が行われた。

結果は、1日1杯以上コーヒーの摂取を増やした人は、1日1杯以上、減らした人に比べて、約2倍以上、軽度認知症(MCI)のリスクが高まり、コンスタントに丁度、1日1杯のコーヒーを摂取している人と比べても、約1.5倍リスクが高くなった。
さらに、1日に、適量のコーヒーを1~2杯飲んでいる人は、全く摂取しないか、ほとんど飲む習慣がない人に比べて、軽度認知症(MCI)のリスクが低くなったが、2杯以上飲んでいる人では、リスクの差違は、見られなかった。(訳:tori3tori3)

7.コーヒーの多量摂取は多発性硬化症のリスクを下げる

天候の変化で、年々、良質のコーヒー豆が取れにくくなっているとか。高騰してます。自然を大切に、いつまでも上手に付き合って、アロマの豊かな香りと、酸味・苦味・コクを楽しめれば良いですね。味覚は、体調によって変化が。健康にも確かに貢献してくれている!気がしませんか。

スウェーデンKarolinska Institutet(カロリンスカ研究所)環境医学研究所循環器疫学Lars Alfredsson教授とAnna Hedström博士課程の学生のグループは、「1日900ml以上(カップ6杯)のコーヒー摂取で多発性硬化症(multiple sclerosis)のリスク低下が見られた」と発表。

中枢神経系刺激薬であるカフェインは、神経を保護する特性があり、炎症反応に関わる化学的な物質を抑える働きがある事を、今回の研究で示している。
研究は、コーヒー摂取に関する質問に参加者した、2つの代表的な集団調査を基に行われた。1つは、スウェーデンにおいて、1620名の多発性硬化症患者と、年齢や性別が匹敵する罹患していない2788名の対照群との比較調査。2つ目は、米国で行われた、多発性硬化症患者1159名と健康な1172名を比較した調査である。

結果は、両調査に置いて毎日コーヒーの摂取を減した人達は、一貫して多発性硬化症のリスクが高くなった。
スウェーデンの研究では、コーヒー摂取は、毎日6カップ(900ml)より多く摂取する人達の多発性硬化症のリスクは、症状の始まる5年も10年も前に、28~30%の低減がみられる。同様に米国でも、毎日、948mlより多くのコーヒー摂取で、全く飲まない人に比べて、少なくとも5年前に26~31%発症リスクを下げられると分かっている。

「観察研究( 研究者が積極的な介入を行わないで、対象となる人達を観察してデーターを分析)なので、因果関係をはっきりと引き出すことはできない」と指摘もしている。
「コーヒーの多量摂取は多発性硬化症のリスクを下げることが、わかった」(訳:tori3tori3)

※コーヒー1杯の用量は、国によって違います。この調査では、米国=237ml(8オンス)・スウェーデン=150mlです。

日本国内で多発性硬化症(multiple sclerosis)と推定されている人は、7000人ぐらいだそうです。あまり馴染みはないかもしれませんが、欧米では、良く知られた病気です。自己免疫疾患であることが、確実になり難病にも指定されています。若い方の罹患率が高く、男性より女性に多い傾向があると聞きます。

やはり風邪は、万病の元。ストレスも大きな原因の1つ。ストレス解消方法の引き出しを多く持ちたいと思います。

多発性硬化症は、厚生労働省指定の特定疾患です。
(独)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 免疫研究部

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長寿に関する論文

コーヒー

家族みんなが、健康であればコソ「長生き」の有り難さを満喫できると思いませんか。若い時より、時間に余裕を持って、ガツガツあれもこれもと望むのでは無く、怪我をしないように旅行の計画を練ってみたり、他人との比較ではなく、自分のカラダをじっくり理解して、少し控えめぐらいのライフスタイルが、丁度イイ感じです。
無理なことは、深追いしない!潔く譲る!上手に歳を重ねる努力は、惜しまない!「食と運動」は、長寿には必須です。

1.高齢者にオススメの飲み物はコーヒー、死亡リスクが10%低下

米国National Cancer Institute(アメリカ国立癌研究所)がん疫学と遺伝学部門のNeal Freedman博士達のグループは、「コーヒーを飲む人は、がんとの関連は見られなかったが、心臓病・呼吸器系の疾患・脳卒中・不慮のケガ&事故・糖尿病・感染症での死亡が低下した」と発表。

研究は、コーヒー飲料と死亡リスクとの関連を研究するため、国立衛生研究所の国立癌研究所で開発された食生活と健康調査(NIH-AARP:全米退職者協会)の参加者(喫煙と飲酒のような死亡率と関係がある危険因子は調整)、50歳~71歳の米国人男女40万名に、行われた。
コーヒー摂取に関しての情報は、1995~1996年にアンケート調査によって一度集計され、参加者が、死亡するか、2008年12月31日まで追跡された。

結果は、コーヒーと死亡リスクの低減は、コーヒー摂取量の増加と関連があることがわかった。コーヒーを飲まない男女に比べて、1日に3杯以上摂取する人達は、約10%死亡リスクが減った。

「コーヒー飲料と死亡リスクの低下に関して、因果関係はハッキリとはしない。コーヒーを飲むことは、健康にマイナスの影響はないという安心感を与えている」
「死亡リスクに対するメカニズムは、はっきりしていないが、調査結果が、因果関係を示しているとすれば、コーヒーに含まれている1,000以上の化合物が、健康に潜在的に影響を与えている可能性がある」とNeal Freedman博士は、述べている。(訳:tori3tori3)

2.長寿の飲み物、ギリシャのイカリア島のギリシャコーヒー!

イカリア島は、北エーゲ海にあるギリシャの離島で、人口は約8,000人ほど。「死ぬことを忘れた人々の島」とも。島の名前は、ギリシャ神話の登場人物イカロスからつけられたとか。
食事は、もちろん健康食のNo.1にランキングされる地中海料理。イカリア島の人々の生活が、DVD「ハッピー・リトル・アイランド ―長寿で豊かなギリシャの島で」よ~く分かります。何を食べて、何をして、どんなに過ごすのか。「ギリシャコーヒーって、どのようなモノ!?」と、ビジュアルで理解。
自宅でいれるのは、ちょっと熟練が必要かでしょうか。目を離したすきに、ブクブクこぼれそう。

ハッピー・リトル・アイランド-長寿で豊かなギリシャの島で- [DVD] (amazonへ)

ギリシャUniversity of Athens Medical School(アテネ大学医学校)心臓学部Gerasimos Siasos助教(現在は、Harvard Medical School:ハーバード大学医学校内科客員助教)達のグループは、ギリシャのイリカイ島の高齢者(66~91歳)142名のコーヒー消費量と心血管機能リスクと関係している、内皮機能を調査した。

煮だしタイプのギリシャコーヒーの摂取量が多いほど、flow-mediated dilation(血流依存性血管拡張反応)超音波計測で値が高かった(動脈硬化の進行がわかる検査で高いほど健康的な血管)」と、発表。

研究者達は、参加者のコーヒー摂取量を、低(200ml以下/日)・中(200~450ml/日)・高(450ml以上/日)に3分類。flow-mediated dilation(FMD)検査を行った。対象者の87%は、煮だしタイプのコーヒーを摂取。検査結果は、他のタイプのコーヒーを飲んでいる人達より、ギリシャコーヒーを飲んでいる人達の方が、有意に高い数値だった。

「日々、コーヒーを飲んでいることは、老齢者の血管内皮機能を改善させることと関連が深い。栄養素と血管の健康の新しい関係を示している」と、締めくくっている。(訳:tori3tori3)

3.コーヒーを多く飲む習慣は、日本人の全死亡リスクを低下

生活習慣には、喫煙&飲酒など、マイナス要因が見られる習慣と運動&食習慣での減塩のようにプラス要因が大きいものと、2分割されます。コーヒーを飲む習慣は、全死亡リスクを減少させてくれるようです。加齢と共に、基礎代謝もダウン。目覚めの1杯・食後の1杯・ブレイクタイムに1杯と小まめな摂取は、気分転換にも。

国立研究開発法人国立がん研究センター(National Cancer Center)センター長主任研究者津金昌一郎博士の予防研究グループは、「全死亡リスク及び心疾患、脳血管疾患及び呼吸器疾患による死亡リスクが減少。コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、全く飲まない人に比べ24%低いことが分かった」と、発表。

研究は、調査開始時の1990年と1993年、がんや循環器疾患になっていない男女40~69歳、約9万人を対象に、ほとんど飲まない、1日1杯未満、1~2杯/日、3~4杯/日、5杯以上飲むの5グループに分けて行った。がん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、外因など死亡原因を含め、コーヒーの摂取量との関係を2011年まで追跡調査(12,874名の死亡を確認)した。

今まで、欧米を中心にコーヒーと死亡の関連は調査されてきた。アジア人の研究は、ほとんどなく、日本人の5大主要死因との関連についての研究は、まだなかった。
コーヒーを飲む量が、増えるほど危険度が下がる傾向が、統計学的有意に認められた。

PubMed 11 March 2015
国立がん研究センター予防研究グループ ニュース07 May 2015
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