頭痛

頭痛の原因はいろいろ

頭痛が起こったら安易に薬を飲むのではなく、まずその原因を考えるようにしましょう。一般的に考えられる原因の例を下記にあげましたが、最近あなどれないのが若い人の脳血栓や脳いっ血。これは頭痛で始まることがありますし、このように重大な病気が頭痛から始まっている場合もありますので、注意して下さい。

市販の頭痛薬の成分に、カフェイン(刺激剤)と鎮静剤を組み合わせているものがあり、日常コーヒーや紅茶などカフェインを大量に摂取している人は、効きにくい場合も。逆に日常カフェインを摂取しない人は、コーヒーや紅茶などカフェインの刺激とラベンダーなどの鎮静効果をもつ精油との組み合わせが、有効な場合もあるでしょう。

1.ストレスや神経の緊張からくる頭痛

下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 入浴(全身浴)
  • マッサージ(肩から首の後ろにかけて)
  • 温湿布(ひたいや後頭部、首の後ろなど)

使用する精油(アロマオイル)
ラベンダーマージョラムペパーミントローズマリー

2.肩こりからくる頭痛

上記と同じく、肩こりにより血液循環が悪くなったために起こった頭痛
下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 入浴(全身浴)
  • マッサージ(肩から首の後ろにかけて)
  • 温湿布(ひたいや後頭部、首の後ろなど)

使用する精油(アロマオイル)
ラベンダーペパーミントローズマリージュニパー

3.眼精疲労からくる頭痛

長時間のパソコン作業などの眼精疲労からくる頭痛
下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 温湿布(目は必ず閉じて下さい)
目が充血している時は
  • 冷湿布

使用する精油
ラベンダー

4.風邪のひきはじめの頭痛

寒気や関節の痛みなど風邪による頭痛
下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 蒸気吸入
  • 入浴(全身浴)
  • 足浴

使用する精油(アロマオイル)
ラベンダージャーマンカモマイル

5.鼻の不快感からくる頭痛

アレルギー、鼻づまり、鼻水などによって起こった頭痛
下記のアロマテラピーの方法(記事下段参照)を試して下さい。

  • 蒸気吸入
  • マッサージ(胸から首にかけて)

使用する精油(アロマオイル)
ラベンダーユーカリペパーミントローズマリー

頭痛・肩こり・目の疲れ改善のための、Head Spa 頭部のリンパドレナージュ(リンパマッサージ)

弾力性のある頭皮がもたらしてくれる美と健康。停滞しているリンパの流れを促す Head Spa 頭部のマッサージ
 Head Spa 1人でする頭部のリンパドレナージュ(リンパマッサージ)
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アロマテラピーの方法

芳香浴

空気中に精油(エッセンシャルオイル)の香りを漂わせる方法を「芳香浴」と言います。精油は揮発性が高いので、どんな方法を用いてもその空間に香りが漂って「芳香浴」の状態になります。
基本的な方法として「アロマポット」があります。これは火を使いますのでお子さまやペットがいるお家では、ロウソクを使わない電気で温めるタイプや細かい霧状に分散させるディフューザータイプのものを使うとよいでしょう。

入浴

リフレッシュしたい時は少し熱めのお湯で短時間入浴します。リラックスしたい時は少しぬるめのお湯でゆっくりと入浴します。精油の量は普通のバスタブで、3~6滴。スパイス系のものは少なめにします。精油は直接バスタブに落とし、よくかき混ぜます。次の人が入る時には3滴を追加します。ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプにしたいときは、1回分5mlの植物性のオイルやミルクに精油を混ぜます。専門店では、精油を水に混ぜ合わせる為の乳化剤なども扱っています。
(注意)夜の入浴は大丈夫ですが、柑橘系の精油が肌に残ったまま日光にあたるとシミや炎症を起こすことがありますので注意して下さい。

マッサージ

精油を植物性オイルでうすめてマッサージオイルを作り、マッサージしたりスキンケアに利用します。あまりベトつかず、使用しやすい植物性オイルは、ホホバ油、スウィートアーモンド油です。他にも色々な特徴をもった植物性オイルがありますので、専門店で相談しながらの購入をおすすめします。
これらのオイルを「ベースオイル」と言い、お好みのベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、目的にあわせた精油を2~3滴落として混ぜ合わせると、マッサージオイルになります。出来上がったブレンドオイルもよく売られていますので、初めてでも簡単にアロマ・マッサージが出来ます。

蒸気吸入

洗面台や洗面器、ボウルなどに熱湯を注ぎ、精油を1、2滴落とします。頭からバスタオルをかぶり、蒸気が逃げないようサウナのような状態にして、5分~10分位ゆっくり深く蒸気を吸い込みます。この時、目は必ず閉じて下さい。起きあがれない病人の場合は、枕元に洗面器、ボウルなどを置くだけでもよいです。アレルギー性鼻炎や喘息の人は、短時間からはじめて徐々に時間を延ばしながら行って下さい。

手浴・足浴

手首や足首の上まで浸る洗面器やバケツを用意します。熱めのお湯(入浴よりやや高めの温度)を洗面器やバケツに注ぎ、精油を1~3滴落として手や足を15分位浸します。冬場は、すぐにお湯がぬるくなってしまいますので、お湯を足しながら行います。精油の香りを楽しみながら、ゆったりとした気分で過ごしましょう。好きな音楽を流しながら行うのもよいですね。

簡単な方法

ティッシュ、ハンカチ、枕カバー、ポプリ、カーテン、カーペットや熱湯を入れたコップに精油を数滴落として香らせます。オフィスや外出先でも簡単にできます。

内容は保証されるものでなく、医師による診断や治療の代わりにはなりません。
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