リンパ液の流れの要となるリンパ節部分
リンパ節は、身体に有害な菌や不必要な物質(新陳代謝した細胞の老廃物)などを濾過するフィルターの役目をしている大切な部分です。「フェイス周りの6ヶ所」と「ボディの5ヶ所」の主要リンパ節は、言ってみれば水門のような場所。閉じ気味では、リンパの液が溢れかえってしまいます。
右上半身(頭部の右側を含めて)のリンパ液は、右リンパ本幹に集まり、右鎖骨の胸より首側のクボミ下にある静脈へ。左上半身(頭部の左側を含めて)と下半身から集まってきたリンパ液は、左リンパ本管(胸管)から左鎖骨の胸より首側のクボミ下にある静脈に送られます。
カラダのそれぞれのパーツによって、各リンパ節に集められるリンパ液の流れが違ってきます。だからこそ、すみやかに門を開けるために気にかけて欲しいポイントなのです。
フェイス周りの6ヶ所の主要リンパ節部分
Ⓐ上深頚リンパ節部分(下あごと耳の下とが交わる部分のクボミ)
Ⓑ耳下腺リンパ節部分(耳たぶのすぐ前あたり)
Ⓒ顎下リンパ節部分(下あご骨のとがっている角の内側あたり)
Ⓓ後頭リンパ節部分(首の付け根—頸椎と頭蓋骨の境目—あたり)
Ⓔ鎖骨下リンパ本幹部分(鎖骨の胸より首側のクボミ)
Ⓚオトガイ下リンパ節部分(下あご骨の先端、すぐ内側のクボミ)
ボディの5ヶ所の主要リンパ節部分
Ⓕ腋窩リンパ節群部分(左右脇の下のクボミ、真ん中あたり)
Ⓖ内外腸骨リンパ節部分(左右腸骨すぐ内側あたり)
Ⓗ深鼡径リンパ節部分(左右脚のつけ根、血管がトクトク動くのを感じるあたり)
Ⓘ膝窩リンパ節部分(左右ひざ裏)
Ⓙ後脛骨リンパ管部分(左右足首の後~膝裏)
マシンでは得られない心地よいリンパドレナージュのハンドテクニック
リンパドレナージュのマッサージテクニックは、手先の力加減が大切です。
プッシュ(圧迫)&アップ(弛緩)でリズミカルに。
マッサージするときは、親指を除く両手先8本の腹部を使って。
最初は、肌に軽くふれ次第に圧力を増し、それから徐々に力を弱めアップさせるハンドマッサージです。指で肌の表面を滑らすのではなく、触れた場所で行う円を描くマッサージを、ゆっくりと呼吸をしながら1回約1秒程度行います。
リンパドレナージュ(リンパマッサージ) MENU
リンパドレナージュ(リンパマッサージ)とは?
1人でするリンパドレナージュ(リンパマッサージ)
- ベースマッサージ(基本のドレナージュ)
- フェイスラインリンパマッサージ(あご、首のスリミング)
- 腋窩(脇の下)リンパマッサージ(二の腕のスリミング、美しいバストライン)
- 内外腸骨(お腹)リンパマッサージ(下半身・お腹のスリミング・張り・不快感・冷え)
- 深鼡径(脚の付け根)リンパマッサージ(太股のスリミング、生理の不快感)
- 膝窩(膝裏)リンパマッサージ(下肢のスリミング、脚の疲れ改善)
- 後脛骨(足首~膝)リンパマッサージ(足首のスリミング、脚の疲れ改善)
- ストレス解消コース(短時間ですっきりしたい時に)
- リラックスコース(気持ちをリラックス)
- 快適睡眠コース(心地よい眠りを誘う)
- 集中力を高めるコース(起死回生、気力充実のために)
- 疲労回復コース(疲れが抜けないとき)
- Head Spa 頭部のマッサージ(顔のたるみ・小ジワ・くすみ、シャープな目元、首・頭スッキリ)