13.あなたが買おうとしているモノ。それは、本当に必要なものですか?

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あーっ、いつの間にこんなにモノが増えたの?グッシャグシャの部屋やクローゼット(これには個人差があると思いますが。どんなにモノが多くてもキチンと整理上手な人はいますから)を見て、そう思ったことはありませんか?それなのに、季節の変り目にはやっぱり新しいお洋服が欲しくなってしまいます。それだけじゃありません、靴もバッグもアクセサリーも化粧品も、どうしてまた新しい物を欲しくなってしまうのでしょう。

まだ、まだ使える物たちが山ほどあるのに。でも、まぁ、それは仕方がないことです。だって、毎年、流行は変わるし、大人になるとそういうことで季節の変り目を楽しんだりするのですから。って、ちょっと自己弁護になっていますね。でも。ひとつ提案があります。あなたが買おうとしているそれは、本当に必要なものですか?その問いをを何かを買う前に必ず思うように心掛けてみて欲しいのです。

お店に行って、お店の人とたくさんお話をして、いろいろなコーディネートも教えてもらって、すごくすごく欲しくなった物でも「待てよ。これって本当にいま私に必要かしら?」と考えてみてください。
きっと、多くの物が「必要じゃないと言えば必要じゃないけれど、でも、やっぱり欲しいのよね」という物たちだと思います。そこで勇気を持ってお店の人に「ごめんなさい。もう少しだけ考えてみます」と言ってみてください。お店の人はちょっと悲しい顔をしますが、それはお仕事と割り切りましょう。それに、お店の人は「これは、とっても人気の商品ですから、早めに決めていらしてくださいね」などとも言うでしょう。でも、そこは明るく元気に「はい」と答えて、そこを去るのです。

そして、その日家に帰ってゆっくり考えます。翌朝。「やっぱり欲しい!」と思ったときだけ、再びお店を訪ねてください。そして、もう一度、その商品を見てみましょう。それでもやっぱり欲しければ、それは本物です。本当にあなたが欲しているものです。だから買って○。

でも、多くの場合は朝起きたら「やっぱりいらないな」と思うか、よしんば欲しいと思ってお店に行って改めて眺めてみたら「それほど欲しくない」と思うかのどちらかだと思います。もしも、再び欲しいと確信してお店を訪ねたときに、すでにその商品が誰かの手に渡っていたら。それは、もうものすごく悔しいことです。でもね、モノにはひとつずつに神様がいて、自分に合ったモノが上手に自分に回ってくるようになっているのです。だから、それは縁の無かったもの。そんなふうに考えましょう。

たくさんのモノに囲まれる生活はとても幸せだけど、そのひとつひとつを可愛がってあげない生活はちょっと下品で、寂しいものです。あなたが手にしているそれは、本当にあなたに必要なものですか?1日だけ考えてみる癖をつけませんか。

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