気分屋

「むら気」のタイプ別香り

「気分にむら」のある人のことを「気分屋」「お天気屋」などと表現することがあります。お天気のようにコロコロと気分が変わる例えですが、そもそも気分は環境やちょっとした出来事によって、めまぐるしく変わるものなのです。

気分については、様々な科学的研究が行われていますが、その中の一つに「気分(感情)は伝染する」ことが知られています。被験者に、笑った顔、怒った顔、悲しい顔など、様々な表情をした人の写真を見せると、わずかながら写真と同じ表情になるように筋肉を動かすことが判っています。このように相手の気分に合わせて同調することは、「良い聞き役」や「理解者」となり、親密な感情が生まれます。人間は人と調和し、社会生活をスムーズにするために、このような潜在的な能力を持っているようです。

ただ、人の感情に共感しすぎ、相手の気分をすっかり吸収してしまう人もいます。感情や話をぶつけた当人は、それによってスッキリしてしまったのに、聞き役の人がすっかりそれを引き継いでしまうようなこともあります。そのような人は、人の気分に影響されやすいので、むら気が起こりやすいと言えます。

また、女性や10代の人は、ホルモンが関係していると思われる「むら気」が起こることがあります。PMS(月経前症候群)でも、イライラや鬱などは代表的な症状です。
そのような不安定な気分の時にも、エッセンシャルオイルはとても役に立ちます。
気分転換や安らぎを与えてくれるだけでなく、成分的にホルモンに作用するものもあります。上手に使って、気分の安定をはかりましょう。

不機嫌なむら気に用いるエッセンシャルオイル

レモンゼラニウム、レモンユーカリ、ネロリラベンダーイランイラン、 オルメニスフラワー、パチュリー

気分のバランスを助けるエッセンシャルオイル

ゼラニウムカルダモンラベンダーコリアンダー、アンゼリカ、サイプレスシダーウッド、リンデン、ヘリクリスム

不機嫌なむら気に用いるブレンド

  • レモンユーカリ6、ゼラニウム5、オルメニスフラワー4 の割合で。

気分のバランスを助けるためのブレンド

  • シダーウッド3、サイプレス3、ヘリクリスム1 の割合で。
sponsors
sponsors

アロマテラピーの方法

下記の方法から用いたい時や場所に合わせて使い分けてください。

1.仕事や作業に集中したい時

ティッシュにつけて吸入したり、室内に香らせたりします。
入浴もそれ自体が精神を集中させるのに適した時間です。(但し、バジルやペパーミントは皮膚刺激を感じやすいので、使用しないか少量に)全体的な集中を高めたいならば、全身マッサージがよいでしょう。

2.芳香浴

空気中に香りを漂わせる方法を「芳香浴」と言います。精油は揮発性が高いので、どんな方法を用いてもその空間に香りが漂い「芳香浴」の状態になります。
基本的な方法として「アロマポット」(上部の容器にお湯を入れ、精油を数滴落として、下からロウソクで温め、蒸気とともに香りを発散させます)があります。これは火を使いますのでお子さまやペットがいるお家では、ロウソクを使わない電気で温めるタイプや細かい霧状に分散させるディフューザーを使うとよいでしょう。

3.入浴

リフレッシュしたい時は少し熱めのお湯で短時間入浴します。リラックスしたい時は少しぬるめのお湯でゆっくりと入浴します。精油の量は普通のバスタブで、3~6滴。スパイス系のものは少なめに。精油は直接バスタブに落とし、よくかき混ぜてから入浴します。次の人が入る時には3滴を追加します。ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプは、1回分5mlの植物性のオイルやミルクに精油を混ぜます。 専門店では、精油を水に混ぜ合わせる為の乳化剤なども扱っています。
(注意)夜の入浴は大丈夫ですが、柑橘系の精油が肌に残ったまま日光にあたるとシミや炎症を起こすことがありますので注意して下さい。

4.マッサージ

精油を植物性オイルでうすめてマッサージオイルを作り、マッサージしたりスキンケアに利用します。あまりベトつかず、使用しやすい植物性オイルは、ホホバ油、スウィートアーモンド油です。他にも色々な特徴をもった植物性オイルがありますので、専門店で相談しながらの購入をおすすめします。
これらのオイルを「ベースオイル」と言い、お好みのベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、目的にあわせた精油を2~3滴落として混ぜ合わせると、マッサージオイルの出来上がり。すでに出来上がったブレンドオイルもよく売られていますので、これを使うと初めてでも簡単にアロマ・マッサージが出来ます。

5.ルームスプレー

100ccの精製水をスプレー容器に入れ、精油を10~15滴(最高20滴まで)落とし、よく振り混ぜてから使用します。 上記の精製水のうち、純度の高いウォッカや無水エタノールを10~30%の割合で加えると香り立ちや殺菌力が高まります。

6.蒸気吸入

洗面台や洗面器、ボウルなどに熱湯を注ぎ、精油を1、2滴落とします。頭からバスタオルをかぶり、蒸気が逃げないようサウナのような状態にして、5分~10分位ゆっくり深く蒸気を吸い込みます。 この時目は必ず閉じて下さい。起きあがれない病人の場合は、枕元に洗面器、ボウルなどを置くだけでもよいです。 アレルギー性鼻炎や喘息の人がはじめて行う時は、短時間からはじめて徐々に時間を延ばしながら行って下さい。

7.手浴・足浴

手首や足首の上まで浸る洗面器やバケツを用意します。熱めのお湯(入浴よりやや高めの温度)を洗面器やバケツに注ぎ、精油を1~3滴落として手や足を15分位浸します。冬場は、すぐにお湯がぬるくなってしまいますので、熱湯を足しながら行います。精油の香りを楽しみながら、ゆったりとした気分で過ごしましょう。好きな音楽を流しながら行うのもよいですね。

8.簡単な方法

ティッシュ、ハンカチ、枕カバー、ポプリ、カーテン、カーペットや熱湯を入れたコップに精油を数滴落として香らせます。オフィスや外出先でも簡単にできます。

9.手作り石けん・コスメティック

精油を使って手作りの石けん、化粧水、クリーム、パック、リップクリーム、ハンドクリーム、香水、マウスウォッシュ、アロマキャンドルなど作ってみるのも楽しいですし、材料に何が入っているか分かっているので安心感があります。

内容は保証されるものでなく、医師による診断や治療の代わりにはなりません。各自の責任で実行してください。
sponsors