sponsors

健康食品の3つの機能

「健康食品」は一般的に健康に良い食品全体を指して使われています。食生活は、生活習慣病、メタボリックシンドローム、アンチエイジング、ウイズ・エイジング(加齢)などと密接な関係があります。高齢化社会に於いて健康的な生活を送るために、以前にも増して正確な知識が、日々増えていく商品に対して重要になっているのではないでしょうか。「健康食品」はあくまで「食品」であって、「医薬品」とは全く違うのだということを理解し、「有効性よりも安全性の重視が第一である」と考えてください。

  • 一次機能(生命を維持するための栄養面での働き)
  • 二次機能(美味しいなど食事を楽しむという味覚・感覚面での働き)
  • 三次機能(疾病予防に関係する、生体調節機能<生体防御や体調調節>)

3種類に別けられる食品

一般の食品と健康の維持・非健康化へのリスク低減・病後の健康回復などが可能であることを表示できる保健機能食品(科学的根拠と実証が必要)・特別用途食品があります。

1.一般食品

健康食品・栄養補助食品・自然食品など

2.保健機能食品(2種類)

a)「特定保健用食品」(消費者庁許可)
特保マーク
「トクホ」といわれるものです。
特定保健用食品は健康が気になる方を対象につくられた食品であり、病気の治療・治癒を目的に利用する食品ではありません。
2009年9月より、特定保健用食品の許可を担当する省庁が厚生労働省から消費者庁になりました。消費者庁は、内閣府食品安全委員会及び消費者委員会の意見を聴いて、許可を行っています。
表示許可:962品目(2011年8月22日現在)
  1. お腹の調子を整える食品
  2. コレステロールが高めな方の食品
  3. 血圧が高めな方の食品
  4. ミネラルの吸収を助ける食品
  5. 虫歯の原因になりにくい食品
  6. 歯の健康の為の食品
  7. 血糖値が気になる方の食品
  8. 食後の血中中性脂肪が上昇しにくい食品
  9. 体脂肪がつきにくい食品
  10. 骨の健康が気になる方に適する食品
「特定保健用食品」表示許可商品一覧(国立健康・栄養研究所ホームページ)
b)「栄養機能食品」

栄養素の含有される下限値は栄養素等表示基準値の30%と設定。
上限値は医薬部外品の最大分量を超えない12種類のビタミンと5種類のミネラルです。
ビタミン12種類:(ビタミンA.D.E.B1.B2.B6.B12.C.ナイアシン.葉酸.ビオチン.パントテン酸)、β-カロテン(ビタミンAの前駆体)
ミネラル5種類:(カルシウム.鉄.亜鉛.銅.マグネシウム)

3.特別用途食品

特別用途食品

病者用・妊産婦用・乳児用・アレルギー用・高齢者用の食品です。(消費者庁許可)
表示は医学的、栄養学的表現で記載し、用途は限定されています。

「健康食品」と「栄養」との関係

「健康食品」の中には、栄養素などの成分を通常の食品より高濃度に含んでいるものもあり、「沢山摂取した方が健康になれる」という考え違いから過剰摂取をしがちになり健康障害を起こす恐れがあります。また、有効成分の必要量は、栄養素の所要量にみられるほど、厳密な調査が行われていませんので、たとえ適切な摂取量が示されていたとしても、効果の判定結果には個人差があります。
したがって、「保険機能食品」や一般の健康食品を摂取する場合には、商品についての十分な知識をもった上で、その必要性を十分に考え自分の体に最適な摂取量をとることが大切です。健康の維持において、「食生活は、主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを」が基本であり、そのためには通常の食品を上手に使いこなすこと(いろいろ交ぜて30食品を1日で取るなど)が大事です。その上で、必要な食生活が困難な場合に二次的に補足するのが、「健康食品」であると考えるべきではないでしょうか。

注意して見て欲しい「栄養強調表示」と「健康強調表示」

「栄養強調表示」とは、一般の消費者に販売される加工食品(日本語で表示)に義務づけられている栄養表示(エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウムの5項目)と成分表示されたその他の栄養成分が、その食品100g(飲料の場合は100ml)中に含まれる量を表示した上で規定値に対して多い時、少ない時にできる強調した表示のことです。
例えば、「カロリーが0」「カロリー控えめ」「ビタミンCがたっぷり」などの表示です。

「健康強調表示」とは、科学的根拠の基に人で検証され、裏付けされた健康表示です。特定保健用食品に表示が許可されている「保険の用途」と栄養機能食品に強化されている「栄養機能表示」などがそれにあたります。
決められた基準値に対して、たっぷりとかゼロなどと食品の内容成分を強調表示してありますが、100gもしくは100ml中に対する表示なので、当該食品の実際の量を確かめて「自分にとって本当に必要な量とはどのくらいなのか?」と考えてみてください。

[1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量(下限値・上限値)、栄養機能表示と注意喚起表示]

(2011年12月)
sponsors

sponsors
こちらの記事もお役に立てるかもしれません。