クローブ (Clove)
学名:Eugenia Caryophyllata
科名:フトモモ科
抽出する部分:花蕾
主要成分:オイゲノール,カリオフィレン
スパイシーで刺激的な強い香りの「クローブ」は、香料諸島として有名なインドネシアのモルッカ諸からヨーロッパ人が持ち帰った最初のスパイスの一つです。クリスマスシーズンによく見かける厄除けや幸福のシンボルと呼ばれているポマンダー(オレンジにクローブをさしたもの)は、中世ヨーロッパの時代から芳香剤、昆虫忌避などの役割を果たしてきました。
中国漢王朝の高官達は皇帝に会う前う前に息をリフレッシュするために用いていましたし、今でもクローブのエッセンシャルオイルは歯痛を和らげるのに使用されたり、歯磨きの成分に使われることもあります。
心の面ではこんなはたらきがあります。
- 記憶力を高めてくれます。
- 無気力感や閉じこもりがちな状態から解放されます。
- 媚薬効果&催淫効果。
体の面ではこんなはたらきがあります。
- 消化器系のトラブルに有効です。
- 口臭を改善しリフレッシュ効果を与えます。
- 筋肉をほぐし緊張を緩和して熟睡できるようになります。
- 細菌に対する抵抗力を高めます。
美容の面ではこんなはたらきがあります。
- 感染症やただれた肌の皮膚疾患を好転させます。
- アンチエイジング効果が期待できます。
妊娠中は使用不可。刺激の強いエッセンシャルオイルです。パッチテストなどして肌チェックしてから使用してください。
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