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長く使えるハーブのヘアケア
ハーブはヨーロッパでは、古くから整髪料として使われてきました。これは、ハーブの持っている殺菌作用、髪の色を整える色素やタンニン、血行促進作用、育毛作用の力によるものです。
髪の毛だけが髪のお手入れではなく、頭皮を清潔に保ち、適度な刺激を与えることによって、活性化させ、十分に栄養を行き渡らせることがとても大切です。ハーブの成分は、化学薬品と違ってナチュラルなものなので即効性はありません。しかし、長期に渡って使用することにより、髪に栄養を与えて、ツヤのある髪にしてくれます。また、頭皮にも直接作用して皮脂の分泌を抑え、フケを防ぐ作用もあります。
ハーブヘアトニックの作り方
用意する物- 作り方
- 無水エタノールにハーブを漬け込み、チンキ剤を作る。
- これにバーチ精油をたらし、混ぜ合わせる。褐色の密閉できるガラス瓶に入れてから、精製水を加えて保存して、必要に応じてヘアトニックして使う。
タイプ別髪の毛と頭皮のためのハーブ
1.普通の髪
カミツレ、ルバーブ(根)
2.乾性の髪
ウスベニタチアオイ、ヒレハリソウ、セイヨウニワトコ(花)、マルメロの花
3.脂質性の髪
ミント類、キンセンカ、レモンバーム、ラベンダー、セイヨウノコギリソウ、レモングラス
4.抜け毛用
アーティチョーク、ローズマリー、ラベンダー、タイム、ボダイジュ(花)、キンセンカ、オランダガラシ、マルメロ
毛髪に効果のあるハーブ | ||
植物名(科名) | 利用部位 | 効能 |
キャットニップ(シソ科) | 葉 | 育毛、かゆみ止め |
ニンニク(ユリ科) | 鱗茎 | ふけ止め |
キンセンカ(キク科) | 花 | 髪の色を明るくする |
ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科) | 花 | 髪の色を明るくする |
パセリ(セリ科) | 葉、茎 | 髪の色つやを艶やかにする |
ローズマリー(シソ科) | 葉、花穂 | 光沢を与え、色を濃く見せる |
ルバーブ(タデ科) | 根 | 黄色の色素として使う |
セージ(シソ科) | 葉 | 養毛効果と髪の色を濃くする |
ザボンソウ(ナデシコ科) | 葉、根 | クレンジング作用がある |
ニガヨモギ(キク科) | 葉 | 養毛とふけ予防効果 |
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