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ハーブで作ったリースはいかが
リースを作る習慣は、古代ギリシャやローマ時代からあり、リースの円形は永遠、天国、完璧を表すシンボルとされてきました。中世には魔除けとして、戸口や鍵穴に下げられました。競技の勝利者に与えられる月桂樹の冠は、雷鳴や稲妻から身を守るものと信じられていました。
ギリシャ神話でも太陽の神アポロンが、月桂樹に変身したダフネを想い続け、一生この冠をつけていたと語られ続けています。今でもクリスマスになると、モミノキの小枝で作ったカナディアンリースに、クリスマスの飾りをつけたリースに、人気が集まります。乾燥したハーブや花や、新鮮なハーブで作ったリースも一年中見られるようになって来ました。
ハーブリースの作り方
ハーブリースを作る時は、まず円形の土台を作るのですが、最近は花屋さんや、手芸店で販売されています。ナチュラルな雰囲気を出すには、野山や庭などにある自然の素材を生かすのが効果的です。例えば、ヤマブドウ、アケビ、フジ、スイカズラ、ツルウメモドキ、キーウイ、ホップなどの蔓は丸めると、自然のリースができます。これらの土台にハーブを飾りつけると、香りのよいすばらしいリースができあがります。
リース作りに必要な道具
- 木工ボンドまたは接着ボンド
- アートフラワー用ワイヤー(24番)
- フローラテープ
- 発砲スチロールかスタイロホームの土台
リースの作り方
ブドウなどの生の枝(乾燥すると堅くなり加工し難くなる)を太さの応じて数回丸めて、リースの大きさの輪をつくります。乾燥した蔓は一晩水につけて丸めると加工しやすいです。
- リースの全体の形を見て上下を決める。上の中心には壁掛け用のワイヤーを付ける。
- 束にしたハーブを蔓にワイヤーで止める。リースの輪の4~6箇所程度ポイントを作り、ここに色の濃いものや鮮やかな色のものを固定する。
- 次に小さな束でワイヤーを隠すように取り付ける。
- 全体の形を整え、ワイヤーなどが見えるところはフロラーテープを巻く。
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