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アロマテラピー

1.アロマテラピストとは?

アロマテラピー・ブームにともない、各地で数多くのスクールが開講されています。
カルチャースクールにおいても「アロマテラピー」は人気の講座のひとつになっています。
このような講座の講師の方の肩書きに「アロマテラピスト」とか「I.F.A.公認」「I.T.E.C.認定」などの文字を目にすることがあります。今回は「アロマテラピスト」についてです。

アロマテラピスト=芳香療法家と訳されます。アロマテラピーの安全で正しい知識を広める役割や、療法家として各人に合わせた精油の選択や使用法、マッサージなどを施します。

2.資格について

現在(この原稿は1998年のものです)日本では公的な「アロマテラピスト」の資格やそれにともなう制度がありませんので、様々なスクールや任意団体(~研究会とか~協議会、~協会、~学会等)の修了証や免状が当面の肩書きになるでしょう。
後程説明しますが、海外(特にイギリス)で取得した資格が業界内認知も高く、「アロマテラピスト」と呼ぶにふさわしい感があります。イギリスは公的ではありませんが、I.F.A.、I.T.E.C.、I.S.P.A.、R.Q.A、E.S.I.P.F.、A.N.M.など多数の歴史ある資格があります。これらの資格を取得すると「A.O.C.(アロマテラピー評議会)」のメンバーになることが出来ます。
「A.O.C.」はイギリス政府や医療団体と密接に関わり、アロマテラピストが社会の中で活動していく上で必要な情報を提供してくれます。また、アロマテラピストの社会的保障や保険制度も整っています。

一方フランスでは、医師の資格を取得した後アロマテラピーを学びますので、アロマテラピストのほとんどが医療専従者です。フランスで精油を入手しようと思っても、日本のように簡単にはいきません。

日本では、「セラピー」とは「治療」を意味しますので、医療資格のないアマテラピストが「医師法」や「薬事法」にふれるような発言や行為は出来ません。

精油は今のところ「雑貨」扱いになっていますので、その辺の規制はさほど厳しくはありません。ただ「消費者センター」への苦情も多くなっているようですので、規制がしかれるのも近いかもしれません。

医師資格者でないものが「セラピスト」と名乗るのを危惧してか、もっと身近なところで「アロマ」を活用しようと言う提案か、「アロマ・コーディネーター」「~アドバイザー」「~スタイリスト」「~エステティシャン」などの呼び名もあります。いずれにしても、これから「アロマテラピスト」を目指す方は、ご自分がどのようにアロマテラピーと関わっていきたいのかを見定め、その活動をする上で必要な資格なり免状を取得して下さい。

4.大切なこと

アロマテラピストとして知識や技術を持つことは当然のこと、基本です。しかし、一番大切なことは相手に対する「愛情」や「思いやり」「熱意」「責任感」です。神秘主義的な事やサイキックなことを言うわけではありませんが、「病気は気から」と言いますから、「気を」よくするために相手に「愛情」持ってほしいです。

相手はアロマテラピストを信頼して体をまかせてくるのですから、その信頼に応える人間性も養う必要があります。そしてアロマテラピストとしての領域を自覚し、必要があれば現代医療や薬を用いながら治療、改善していく判断力も必要です。

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