シナモン(Cinnamon)。美容や健康に活用される古代の貴重品のエッセンシャルオイル。

シナモン (Cinnamon)

シナモン

学名:Cinnamomum Zeylanicum
科名:クスノキ科
抽出する部分:花蕾・樹皮・葉
主要成分:オイゲノール,サフロール
シンナミックアルデヒド,リナロール

スパイシーで鋭く、スイートで麝香を思わせる香りの「シナモン」はもっとも古くから使われてきた芳香植物の1つです。原産地のインドネシアでも赤さび色をした木には一年中花が咲いています。
シナモンは既に約4000年前にはインド、中国、エジプト間の交易品として非常に手に入りにくく、金よりも貴重な扱いを受けていました。アラブ人は高値を正当化し、原産地を隠すために鳥の巣の中にシナモンがあるという話を作り、不死鳥のフェニックスは甘松香とともにシナモンを集めて魔法の火を放ち蘇ったとされています。寺院の薫香としても重宝されていました。
現在でも、シナモンはショウガとの相性がとても良いので、美容や健康のトリートメントケアにおいて一緒に使うことが多くあります。

心の面ではこんなはたらきがあります。

  • 衰弱して落ち込んだ状態から解放してくれます。
  • 無気力感、失望、空虚感に活力をとり戻します。

体の面ではこんなはたらきがあります。

  • 消化器系のトラブルを好転させます。
  • 呼吸器系に対して強壮効果がります。
  • 新陳代謝を活性化します。
  • 筋肉の疲労を改善し関節の痛みを和らげます。
  • 健胃作用、強心作用、消毒作用。
  • 性的な問題を解決します。
  • 催淫作用。

美容の面ではこんなはたらきがあります。

  • 肌の若返り効果的です。
  • 滞りがちなリンパ液の流れを促します。
  • 収斂作用。

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