ジャスミン(Jasmine)。夜に花摘みをする「精油の王」。香水には不可欠のエッセンシャルオイル。

ジャスミン (Jasmine)

ジャスミン

Jasminum randflorum
科名:モクセイ科
抽出する部分:花
主要成分:酢酸ベンジル,リナロール
酢酸リナリル,ジャスモン

ジャスミンはローズと同じく、大量の花からほんのわずかな精油しか採取することが出来ません。その上、ジャスミンの花が香りを強める夜に花摘みをしなければならないので、その労力も加え大変高価なものになります。

ローズが「精油の女王」とすれば、ジャスミンは「精油の王」と言ったところでしょうか。その香りは官能的で、ムスクのような動物性のもののように、香りが持続します。

心の面ではこんなはたらきがあります。

  • 強力なリラックス。
  • 神経や情緒をおだやかにしてくれます。
  • 自信喪失を改善します。
  • 活力をもたらします。
  • 抑うつ状態に対して。

体の面ではこんなはたらきがあります。

  • 心身ともにリラックスさせ、性的障害を改善します。
  • ホルモンバランスを整えます。
  • 産後のマタニティブルーにはたらきがあります。
  • 母乳の分泌を促進するといわれています。

美容の面ではこんなはたらきがあります。

  • 多くの肌質に有効ですが、乾燥肌、敏感肌、老化肌に。
  • 好みもありますが、香水類を作る場合欠かせない香りです。少量でも充分香ります。

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