リンパドレナージュ(リンパマッサージ)ボディと顔の11ヶ所の主要リンパ節部分

リンパ液の流れの要となるリンパ節部分

リンパ節は、身体に有害な菌や不必要な物質(新陳代謝した細胞の老廃物)などを濾過するフィルターの役目をしている大切な部分です。「フェイス周りの6ヶ所」と「ボディの5ヶ所」の主要リンパ節は、言ってみれば水門のような場所。閉じ気味では、リンパの液が溢れかえってしまいます。

右上半身(頭部の右側を含めて)のリンパ液は、右リンパ本幹に集まり、右鎖骨の胸より首側のクボミ下にある静脈へ。左上半身(頭部の左側を含めて)と下半身から集まってきたリンパ液は、左リンパ本管(胸管)から左鎖骨の胸より首側のクボミ下にある静脈に送られます。
カラダのそれぞれのパーツによって、各リンパ節に集められるリンパ液の流れが違ってきます。だからこそ、すみやかに門を開けるために気にかけて欲しいポイントなのです。

フェイス周りの6ヶ所の主要リンパ節部分

リンパドレナージュの顔廻りの6ヶ所の主要リンパ節部分

上深頚リンパ節部分(下あごと耳の下とが交わる部分のクボミ)
耳下腺リンパ節部分(耳たぶのすぐ前あたり)
顎下リンパ節部分(下あご骨のとがっている角の内側あたり)
後頭リンパ節部分(首の付け根—頸椎と頭蓋骨の境目—あたり)
鎖骨下リンパ本幹部分(鎖骨の胸より首側のクボミ)
オトガイ下リンパ節部分(下あご骨の先端、すぐ内側のクボミ)

ボディの5ヶ所の主要リンパ節部分

リンパドレナージュのボディの5ヶ所の主要リンパ節部分

腋窩リンパ節群部分(左右脇の下のクボミ、真ん中あたり)
内外腸骨リンパ節部分(左右腸骨すぐ内側あたり)
深鼡径リンパ節部分(左右脚のつけ根、血管がトクトク動くのを感じるあたり)
膝窩リンパ節部分(左右ひざ裏)
後脛骨リンパ管部分(左右足首の後~膝裏)

マシンでは得られない心地よいリンパドレナージュのハンドテクニック

リンパドレナージュのハンドマッサージ

リンパドレナージュのマッサージテクニックは、手先の力加減が大切です。

プッシュ(圧迫)&アップ(弛緩)でリズミカルに。
マッサージするときは、親指を除く両手先8本の腹部を使って。

最初は、肌に軽くふれ次第に圧力を増し、それから徐々に力を弱めアップさせるハンドマッサージです。指で肌の表面を滑らすのではなく、触れた場所で行う円を描くマッサージを、ゆっくりと呼吸をしながら1回約1秒程度行います。

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