安眠のための精油とアロマテラピー
ファッション雑誌もいいけれど、通信販売のカタログ本の楽しさは格別なのです。インテリアものからキッチン、ガーデン、ファッション等々、機能的でコンパクト、低価格なのにおしゃれなデザインで見ているだけで夢が広がっていきます。よくもまぁ!ここまで女心を研究して下さったと言いたいところ。その中でも最近特に種類もふえて気になるものが「まくら」です。
「抱き枕」や「オーダーメイド枕」「磁気枕」・・・皆それぞれ利点があって、そそられますよね。よりよいものを目指すために「理想」は必要です。今回はすこやかな眠りのために、どのように夜を過ごしたら理想的かを紹介します。
理想1
日中、心身共にほどよく疲れていること。
理想2
夕食は、ハーブやスパイスを使った料理を。冷房で冷え切った体の芯を温め、夏バテを防止する。ちょっと汗ばみながら食べるエスニックなど。
理想3
アロマバスで疲れをときほぐす。
シャワーではなく、ぬるめのお風呂にゆっくりと入る。精油を直接バスタブに落とし、よくかき混ぜて入浴してもよいのですが、ひとつかみの自然塩に精油を混ぜると、さっぱりタイプの入浴剤になります。しっとりタイプは、1回分5mlの植物性のオイルに精油を混ぜます。精油の量は普通のバスタブで、3~5滴。スパイス系のものは、少なめに。
(1)肉体的な疲れを感じた時のアロマオイル(精油)
(2)精神的な疲れを感じた時のアロマオイル(精油)
(3)冷房による冷えを感じた時のアロマオイル(精油)
(4)生理前後の不快感を感じた時のアロマオイル(精油)
(5)清涼感を味わいたい時のアロマオイル(精油)
理想4
アロママッサージでリラックス。
自分で行うよりも、他の人にしてもらうほうがよい。体の末端から心臓方向にマッサージする。背中から肩の部分だけでも安眠を誘う。植物性のベースオイル10ml(さかずき一杯位)に、精油を2~3滴落として混ぜ合わせます。
精油の選択は[理想3]を参照。
理想5
就寝間に眠りをさそうハーブティーを。人肌にさましたカモマイル・ミルクティーがベスト。牛乳には眠りを誘う成分が入っていますし、カモマイルは就寝前や風邪の時に飲むハーブティーとして知られています。
理想6
安眠のための環境を整える。
就寝時に精油を室内に香らせる。キャンドルを使用するアロマポットは火事の原因になり危険です。電気で精油を温めるタイプや電気スタンドの白熱灯にのせるリングなどを使うと、心配なく眠りにつけます。枕やティッシュペーパーに精油を1、2滴落として使用する方法が手軽で効果的です。
シーツやパジャマを洗濯する時、仕上げのすすぎの水に精油を1、2滴落としておくと、ダニなどからの防虫効果もありますし、ほのかな香りが眠りを誘います。
精油の選択は[理想3]と下記を参照。
就寝前に気功や瞑想をなさる方は、サンダルウッドやイランイランの精油を部屋に香らせながら行うことをお薦めします。この二つの精油は昔からそのような使われ方をしてきたものです。
防虫には、シトロネラ、レモングラス、レモン、ユーカリなどの精油を香らせる。ラベンダー、ユーカリをブレンドしたり、ハーブ専門店の虫避けブレンドを利用してもよいでしょう。